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ステーキ屋の開業資金と黒字経営に成功するコツまとめ

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ステーキ屋を開業する場合には1,000万前後の費用がかかりますが、スケルトン物件か居抜き物件かによっても金額は大きく異なります。また、ステーキ屋を成功させるためには原価と売上見込みのバランスが重要です。

おいしいお肉を味わうことのできるステーキ屋ですが、開業する場合にはどれほどの資金が必要なのでしょうか?

ステーキ屋の開業資金と内訳について紹介しています。さらにステーキ屋に最適な物件の選び方や黒自営業をするためのコツもまとめました。

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1. ステーキ屋の開業資金

ステーキ屋の開業資金には、初期費用とランニングコストがあります。ステーキ屋の開業に必要な資金は1,000万円前後ですが、ゼロから内装工事をするスケルトン物件か設備や什器がついたままで賃貸借される居抜き物件かによっても費用は異なります。

1-2. 初期費用と内訳

ステーキ屋の開業での初期費用は、オープンする地域や店舗の規模によって異なりますが660~960万円です。内訳は以下のとおりです。

・物件取得費

物件を取得する際には前家賃、保証金、仲介手数料を支払います。保証金や仲介手数料は契約する不動産会社によって異なりますが、飲食店の物件については、保証金は家賃の10カ月分を、仲介手数料は家賃の1カ月を支払うのが一般的です。不動産会社を通さない場合は仲介手数料が不要になることもあります。

ステーキ屋の営業に必要な広さは売上目標によって異なります。一般的なレストランでは1坪あたり1.3席ほどを設けているため、50席を確保したい場合は最低でも40坪は必要です。カウンター席を増やせば、狭い店舗でも多くの席を確保できます。

一例として坪単価が5,000円の地域に40坪の物件を借りる場合、家賃は20万円となり、初期費用として240万円がかかります。

・店舗工事費

店舗工事費については借りる物件によって異なります。スケルトン物件の場合は、水道管やガス管の設置、電気の配線、厨房や座席の設置工事、エアコンやダクトの取り付けなどをすべて行わなければなりません。費用は最低でも600万円はかかります。

居抜き物件の場合は、最低限の設備が整っているため費用も安くなります。特にステーキ屋の居抜き物件を借りることができれば、さらに費用をおさえることができます。

ただし、居抜き物件の場合は自分の好きなようにレイアウトを変更できないため、オリジナリティを出すのは難しくなります。居抜き物件の店舗工事費は300万円ほどです。

・什器や備品

ステーキ屋に必要な什器や備品には以下のものがあります。

・食器類

・調理器具

・清掃道具

・照明設備

・看板

・テーブルや椅子

・通信設備

・洗剤や手袋やナプキンなどの消耗品

・レジ

費用は店舗の規模によっても異なりますが、最低でも90万円は見積もっておきましょう。

・広告宣伝費

多くの集客を見込むためには宣伝が必要です。宣伝方法にはチラシやWEBなどがあります。オープン時から安定した営業をするためにも宣伝広告費に30万円はかけておきましょう。

1-3. ランニングコスト

ステーキ屋のランニングコストについても店舗の大きさなどによって多少の違いはありますが、最低でも160万円は必要です。主なランニングコストとして以下のものがあげられます。

・家賃

ステーキ屋を開業するには店舗が必要です。リスクのない営業をするには、家賃を売上の10%に抑えましょう。毎月の売上目標が200万円ならば、20万円の家賃が理想です。

・材料費

ステーキ屋を運営する場合には、肉や野菜などの材料費が必要です。飲食店で安定した経営をするためには材料費を売上の30%以内に抑えるのが理想です。毎月の売上目標が200万円の場合は材料費を60万円以内にします。

・人件費

人件費については地域によっても異なりますが、アルバイトの場合は毎月10~20万円、社員の場合は20~30万円の経費がかかります。人件費は売上の25%以内に抑えるのが理想です。毎月の売上目標が200万円の場合は人件費を50万円以内にします。

・水道光熱費

水道光熱費は売上の5~7%が適正です。毎月の売上目標が200万円の場合は水道光熱費を10~14万円に設定します。

・その他の経費

ステーキ屋では電話代やインターネット代の通信費、ユニフォームやナプキンなどの消耗品費、名刺やチラシなどの広告宣伝費が含まれます。その他の経費は売上の10%以内が理想です。売上目標が200万円の場合は20万円を計上します。

2. ステーキ屋に必要な開業資金の調達方法

開業資金については自己資金のみで用意するのが一番ですが、難しい場合は借入や融資を利用しましょう。政府が運営する金融機関である日本政策金融公庫は、低金利で借りることができるためおすすめです。融資を受けるためには創業計画書の提出が求められるため、具体的な運営プランや返済方法などを作成しましょう。

3. ステーキ屋に最適な物件の選び方

ステーキ屋を開業する場合には物件選びが大切です。ステーキ屋のコンセプトに合った物件を選べば、多くの集客を見込めます。

3-1. 物件選びの3つのポイント

・予算に合った物件を選ぶ

ステーキ屋などの飲食店の物件については、人の流れがある地域を選ぶのがおすすめですが、駅の近くなどは家賃も高くなります。そのために物件を借りる際には、あらかじめ家賃の上限を設定しましょう。

・ターゲットに合わせた物件を選ぶ

ステーキ屋の開業計画を立てるときはターゲットを決めます。ファミリー向けならば一軒家が密集している地域、安さを売りにするならビジネスマンが多い地域で物件を探すなど、ターゲットに合わせた物件選びをしましょう。

・居抜き物件の場合にはダクトの有無を確認

開業の初期費用をおさえるために居抜き物件を選ぶ人もいますが、その場合には取り付けられている設備をしっかりと確認しましょう。特にステーキ屋では煙や臭いが出やすいためダクトの有無をチェックしておきましょう。ダクトがない場合は取り付け工事にどれくらいかかるのかもチェックしましょう。

3-2. 契約時の注意点

最適な物件が見つかったら、不動産会社と賃貸契約を交わします。その際に契約書による内容の確認がありますが、必ず契約書はすべて目を通すようにしましょう。契約書には契約解除による物件の返却方法や契約延長の手続きの流れなども詳細に記されています。トラブルを避けるために、すべてのページを確認してからサインしましょう。

4. ステーキ屋で黒字経営するコツ

ステーキ屋のような飲食店ビジネスを成功させるためには原価と売上見込みのバランスを保つことです。ファミリー層をターゲットにステーキ屋を開業する場合、1度に来店する人数が複数であることから原価に対する利益を少なく設定してお得感を訴求するのがおすすめです。家族で通いやすい店舗であればリピーター客が増えるため原価に対する利益が少なくても売り上げアップを目指すことができます。

一方で高級志向人向けにステーキ屋を開業するなら、価格を高めに設定することで高級感をアピールするのがおすすめです。

5. ステーキ屋の開業に成功した事例と年収

ステーキ屋の中には、開業に成功して年収1,000万円以上を稼いでいる人もいます。ある経営者はステーキとして出す肉にこだわりを持つことで集客をアップさせました。黒毛和牛を一頭買いすることで、通常なら高級ホテルや高級レストランでしか味わえない部位をステーキ屋でも手軽に楽しめることによって、リピーターの獲得と売上アップに成功しました。

6. 失敗しないステーキ屋の開業・経営方法の種類

ステーキ屋を開業する方法としてフランチャイズ経営と個人経営があります。それぞれには特徴があるため、慎重に検討して自分に合った経営を選ぶようにしましょう。

6-1. フランチャイズ経営

フランチャイズ経営の特徴は開業や営業のサポートを受けられるため、開業における失敗のリスクを軽減できることです。さらに安定した食材の供給が受けられることやチェーン店としての知名度やイメージを生かせるメリットもあります。

6-2. 個人経営

個人経営の特徴はメニュー選びから価格の設定まですべて自分で決めることができることです。他店との差別化を図りやすいことや自分の経験を生かすことができるというメリットもあります。さらに、本部に支払う毎月のロイヤリティが発生しないため、ランニングコストを抑えることができます。

7. ステーキ屋の開業に必要な資格・許可

ステーキ屋の開業の際には「食品衛生法に基づく営業許可」と「食品衛生責任者の資格」が必要です。営業許可については、最寄りの保健所で申請書の提出が必要です。食品衛生責任者については、保健所による講習が必要です。ただし、店舗に調理師や栄養士がいるなら食品衛生責任者の講習は不要です。

8. まとめ

ステーキ屋の開業には1,000万前後はかかります。さらに、開業後の最初の数カ月は集客が難しく赤字になることもあるため、数カ月分のランニングコストはあらかじめ調達しておいたほうが良いでしょう。資金調達としておすすめなのは、低金利で融資を受けられる日本政策金融公庫です。

 

ステーキ屋で黒字営業するためには、売上見込みと原価のバランスを保つことです。ステーキ屋には高級志向の店からファミリー層の店まであり、店のコンセプトによってメニューの料金は変わります。経営の支障がでない価格設定をすることで集客力のアップが図れます。

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