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サーティワンアイスフランチャイズ加盟のメリット・将来性は?

サーティワンアイスクリームは日本国内で1,165店舗を展開するフランチャイズチェーンです。

本部とフランチャイズ店が共存共栄の理念で結ばれているという評価も高く、教育機関も充実しています。フランチャイズ加盟のメリットや将来性について解説します。

ポップな装飾と、高品質で多くのフレーバーが用意されているサーティワンアイスクリームは知名度も抜群です。ショッピングセンターで一息つくときにはつい寄ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

サーティワンアイスクリームは、大型モールの拡大に乗って1,100を超える店舗を全国で展開しています。そんなサーティワンアイスクリームフランチャイズ加盟のメリットや将来性について紹介しましょう。

1. フランチャイズ展開しているサーティワンアイスクリームの基本情報

・世界に7,800店舗を展開している(アメリカのダンキン・ブランズ社)

・日本でのライセンスはバスキン・ロビンスが不二家の合弁会社「B−R(ビーアール)サーティワンアイスクリーム)によるもの

・日本でのフランチャイズは全国に1165店舗を展開し、従業員数は214人、年間売上444億

・「31=サーティワン」の由来は毎日違う味を楽しめるアイスクリームショップ

・研修機関として、トレーニングセンター(31 ice cream college)を持っている

サーティワンは、誰もが知っているアイスクリーム屋さんですね。お店のポップな感じや、テレビCM、タレントとのコラボなど、引き寄せられる魅力があります。

日本でのライセンスを持っている「B−R(ビーアール)サーティワンアイスクリーム」ができたのは、1973年。「子供の頃から、サーティワンのアイスがショピングモールの楽しみだった」という人も多い、身近な存在です。

どのお店でも同じ品質のアイスが楽しめるのは、研修機関「31 ice cream college」での濃密な研修とバックアップがあるから。サーティワン独自の教育機関があるから、魅力ある店舗経営が維持されているのですね。

2. サーティワンアイスクリームのフランチャイズに関する口コミ・評判

2-1. マイナスの口コミ・評判

・コンビニなど競合で厳しくなっているのではないか

・以前、業績悪化のうわさを聞いたような…

・フランチャイズ拡大が頭打ちになってきたので将来性が心配

2-2. プラスの口コミ・評判

・業績が落ちたときにフランチャイズとの関係見直で立て直しに成功している

・フランチャイズの再編で2018年の決算で収益微増(2019年2月発表)

・対面販売にこだわった楽しい雰囲気と質の良いアイスがすき

競合するハーゲンダッツがコンビニに商品をおき、コンビニでも高品質アイスを開発。「魅力が薄れてる?」という声がある一方で、ホッピングシャワーなどのオリジナルテイストや、注文する時のワクワクなどそこにしかない魅力があるという意見もあります。

「アイスクリーム販売は楽しい気持ちや体験を提供するビジネス」という経営理念をもち、対面販売での特別感や楽しい気分を重視しています。サーティワンアイスクリームでしか味わえない体験を支持しているファンも多いです。

3. サーティワンアイスクリームのフランチャイズは儲かる?年収は?

2018年決算の資料によると、客単価は600円で、アイスクリーム市場としては高い額になっています。品質やサービスで好印象をもつブランド力が、高い客単価を支えているのです。

繁盛店では1日何百本が売れ、20万円の売上を叩き出す例もあります。お店の規模にもよりますが1日の来店者数100人の場合、単純計算で100人×600円=6万円、30日で180万円の売上です。

ロイヤリティなど本部に収める分は8%、そこから仕入れやランニングコストを差し引いたものがオーナーの収入になります。アルバイト数と集客数のバランスをうまく取ることが安定黒字の条件です。

オーナーとしての経営手腕次第では、フランチャイズで収入アップの道がひらけます。サーティワンのブランド力と、経営指導のバックアップを利用して、一般会社員よりも儲けることが可能です。

4. サーティワンアイスクリームのフランチャイズで独立開業する4つのメリット

サーティワンはフランチャイズ方式で全国展開し、成功をおさめてきました。サーティワンのフランチャイズ加盟で独立開業するメリットをみていきましょう。

4-1. 厨房施設が最小限にできる

ガスなどの厨房施設がなくても良いですし、テイクアウトスタイルなら客席のスペースも必要とせず、省スペース、低コストでの開業が可能です。ショーケースはレンタルもあり、施設設備にお金をかけなくてもオープンできます。

厨房設備にこだわらずに出店場所を選べるので、人通りの多い狭小スペース、商業施設内のテナントにも出店しやすい業態です。

4-2. 仕込みいらずで工程が少ない

工場で作られたアイスクリームをそのまま販売するメニューがほとんどですから、他の飲食業のように仕込み作業はいりません。盛り付けの技術は、ディッシャーで丸くアイスを形作るスクープが主なもの。

ショーケースにセットするだけですぐに販売でき、冷凍保存しているため、温度管理をしっかりすることで廃棄をほとんど出さずにすみます。

4-3. アルバイトが即戦力になり人権費負担も少ない

正社員を雇うと、社会保険の負担がかかります。アルバイトが即戦力になる業態を作ることで、人件費を抑えられ、ランニングコストが抑えられます。オペレーションがシンプルで、短い教育期間で現場に立てる人材を育成できるノウハウが確立されています。

4-4. ノウハウを31 ice cream collegeで学べる

経営者として、アイスクリームショップをどのように切り盛りしていけばよいのか、体系的に学べる独自のトレーニングセンターがあります。「アイスクリームスタンドで幸せな気持ちを感じてもらう」体験にこだわった経営が学べます。

接客の方法、器具の扱い方、経営の基礎などのノウハウを身につけておけるので、経営に対する不安が軽くなります。店舗による裁量が認められているところにも、責任・やりがいを感じるでしょう。

5. サーティワンアイスクリームのフランチャイズで独立開業する3つのデメリット

フランチャイズとしてのサポートが充実しているサーティワンアイスクリームですが、デメリットと感じられる部分があります。デメリットとなる面に目を向けてみましょう。

5-1. アイス業界は競合相手が増えてきている

家庭の冷蔵庫にもストックできる良質なアイスクリームがいつでも手軽に購入できるようになってきたことで、競合相手が多い状況になっています。

人気フランチャイズだから、という名前に頼った経営では、売上が伸び悩むかもしれません。店舗ごとの裁量にまかせている部分があるサーティワンですから、それを利用した経営戦略を持って経営をすすめる必要があります。

5-2. 契約期間2年の間に安定経営させたい

「契約⇒研修⇒店をオーナーが用意⇒オープン」という流れでお店の経営が始まります。加盟金は200万円、内装工事、看板工事、電気工事、水道工事、什器備品、開店販売促進についてはオーナー負担です。

公式サイトによると、開業資金の目安は1,200万円程度です。融資の返済も含めて、継続して運営が続けられるメドを契約の更新までにつけておきたいものです。

5-3. 対面サービスの良し悪しが経営を左右する

サーティワンアイスクリームは対面販売で、アイスクリームをスタンドで購入するときの楽しさや、ちょっとした特別な気分で人々をハッピーにすることにこだわりを持っています。

一定以上のレベルになるよう研修を受け、アルバイトにも伝授できるようにするのですが、1日にたくさんのアイスクリームを、一つ一つ人の手で笑顔を絶やさずに提供し続けるのは大変なことです。

「*スクープ」をやり続けて腱鞘炎になるアルバイトもでてきます。過酷な労働条件になれば、肝心の笑顔や、お客様をハッピーにといった気持ちがなくなってしまいます。対面で一つ一つ人の手をかけるということは、体力勝負になることを忘れてはいけません。オーナーとして、スタッフがみんなハッピーな気持ちで働けるマネージメント力が問われるのです。

(*スクープ=ディッシャーでアイスクリームを丸くキレイにすくい取る技術)

6. サーティワンアイスクリームのフランチャイズ条件・契約内容

・加盟金(フランチャイズ権利を与える対価として)200万円+消費税

・経営指導(開店準備トレーニング、開店前後の10日間トレーニング、定期的な販売指)

・開店後も、年4回店長会議や、定期的に行われるエリアミーティングでの情報提供、USJでの店長研修あり

・開店資金はオーナー持ち(内装工事、看板工事、電気工事、水道工事、什器備品)

・ロイヤリティは売上高の5%、広告宣伝分担金として売上高3%(POSレジで集計)

・サーティワンアイスクリームからの斡旋を受けて販売品を用意する

・ユニホームなど指定業者から購入

・原則返品は認められない、温度管理は指定の方法ルールで行う

契約期間は2年間で1年毎に自動更新されますが、納品代金の遅延や契約違反があった場合には契約解除となります。

7. サーティワンアイスクリームのフランチャイズの将来性は?

2015年に赤字となったものの、フランチャイズ店舗数は前年度から21店舗増となっています。それ以来店舗の精査と整理を行いながら黒字経営を保っています。2019年2月に発表された2018年の純利益は前期比較で6.6%増でした。

サーティワンアイスクリームのプラス材料は…

・スイーツ消費が拡大している

・対面販売を強みにしたフランチャイズ事業で競合メーカーとの差別化

・経営指導で温度管理が行き届いたアイスクリームを提供できるシステム

・フランチャイズに決定権をもたせ経営者の意識向上をうながす

・改装や技術向上などの面でフランチャイズをサポート

今後もショッピングセンター、アミューズメント施設など、アイスクリームスタンドのニーズが高い場所で1,100店を超えるフランチャイズを維持していく方向です。マイナス要素に戦略的なアプローチをしながら、需要を取り込む姿勢が感じられます。

今年度の新規出店計画は5店ほどと厳しいですが、それだけフランチャイズの形が成熟し、本部との共同体という意識が高まっているのではないでしょうか。

8. サーティワンアイスクリームのフランチャイズで独立開業する方法

本部窓口への問い合わせからオープンまでの流れをみてみましょう。

① 問い合わせ窓口から面談申し込み・面談

② 社内審査・検討

③ 審査にパスするとフランチャイズ契約締結・加盟料の振込

④ 店長トレーニングの開始

⑤ 店舗計画・店舗工事開始

⑥ 開店準備(開店前後10日はトレーニングサポートが入る)

⑦ オープン

③の契約締結のあとで200万円+消費税を納入し、店長トレーニングが開始されます。また、店舗の準備にかかる費用はオーナー持ちですから、1,200万円程度の資金が必要になります。面談の時点で資金計画や出店場所など細かい打ち合わせを行い、本部の出店計画に沿った見通しが立てられるかが加盟のポイントです。

9. まとめ

・サーティワンアイスクリームフランチャイズは教育機関・サポート体制が充実している。

・アイスクリームは厨房設備にお金がかからず作業手順がシンプル、アルバイトも活用しやすい。

・2019年は出店数を絞り、条件がそろったオーナーが採用される見込み。

すでにフランチャイズ数が1,165店となり、店舗の再編、リニューアルの時期にきています。

競合店との差別化を、対面販売ならではの人的サービスで行うため、教育機関での研修にも力を入れています。

オーナーとして独立志望の方はもちろん、施設の印象を明るくするテナントとしての魅力が感じられるフランチャイズですね。

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