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アパレルネットショップの開業資金と黒字経営に成功するコツまとめ

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アパレルネットショップの開業資金はショップの規模によっても異なりますが、最低でも100万円はかかります。黒字営業をするためには在庫を切らさないことが重要です。

おしゃれな服を気軽に購入できるアパレルネットショップを開業する場合には、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?

アパレルネットショップの開業資金と内訳について紹介します。さらに黒字営業をするためのコツや開業資金の調達方法もお伝えします。

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1. アパレルネットショップの開業資金

アパレルネットショップを開業するには、開業資金を用意することから始まります。開業資金には、開業のための初期費用と、開業後に必要となるランニングコストに分けられます。それぞれの大まかな資金を把握しておけば、資金の不足などのリスクを避けられます。

1-2. 初期費用と内訳

アパレルネットショップの開業で必要な初期費用は最低でも50万円はかかります。初期費用の内訳は以下の通りです。

・パソコンやプリンターの購入費用

アパレルネットショップの開業で必ず必要なものとしてパソコンとプリンターがあります。商品の在庫管理や販売などのあらゆる業務で使用するため、スペックの高いパソコンをそろえておきましょう。

プリンターについても、納品書や送り状などの印刷で頻繁に使用するため、可能ならば性能のよいものを選びましょう。目安として、パソコンについては20万円前後のものを、プリンターについては5万円前後のものをそろえておきましょう。

・WEBサイトの制作の費用

アパレルネットショップを開業するにはサイトを持たなければなりません。サイトのデザインは自分で行うこともできますが、多くの人に閲覧してもらえるクオリティの高いサイトにしたいのならば、外注での制作をおすすめします。一般的な費用は20〜30万円かかるでしょう。

・撮影機材の購入費用

アパレルネットショップではインターネット上に商品を掲載するため、撮影の良し悪しが売り上げに影響します。そのため、商品の撮影機材についてもなるべくスペックの高いものをそろえておきましょう。10万円前後のデジタル一眼レフカメラなら、撮影に慣れていない人でも奇麗な写真に仕上がります。

・商品を管理する倉庫の費用

アパレルネットショップでは店舗を用意する必要はありませんが、商品の在庫を管理する場所は必要です。自宅に商品を保管できるスペースがあれば問題ありませんが、スペースを確保できない場合は倉庫を借りる必要があります。倉庫を借りる場合は、契約時に前家賃、敷金、礼金を支払います。

1-3. ランニングコスト

ランニングコストについてもショップの規模によって異なりますが、毎月の売上目標が50万円ならば毎月35万円は必要です。主なランニングコストには以下のものがあります。

・商品の仕入れ代

アパレルネットショップに必要なものとして商品があげられます。服、靴、かばん、サングラスやネックレスなどの小物類を扱うことが多いですが、販売戦略によって費用は大きく異なります。ファストファッションのようなショップならば仕入れ代はそれほどかかりませんが、ブランド品を中心に扱うショップならば仕入れ代もかなりかかります。

また、仕入れ代はショップの売上目標によっても費用は異なります。一般的にアパレル商品の原価率は25〜30%といわれています。もし毎月の売上目標を50万円に設定する場合は、12〜15万円が商品の仕入れ代になります。

・ショップの維持費

アパレルネットショップを運営するためには、レンタルサーバーやドメインの取得が必要です。サーバーの使用量によっても費用は異なりますが、ネットショップの場合は毎月1,000〜3,000円はかかります。

また在庫管理についても作業を効率よく行うためには、在庫管理システムや受注システムを委託するほうが良いでしょう。費用は委託会社によっても異なりますが、個人のショップなら毎月1万円で利用できます。

・梱包のための資材

注文を受けた商品は、梱包して宅配便や郵便で発送します。そのため、商品を梱包するための資材が必要です。資材は、文房具屋や包装用品の専門店で購入できます。1回の発送についての費用は数円程度ですが、月で換算すれば数百円〜数千円はかかります。

・広告宣伝費

アパレルネットショップを運営するためには広告宣伝が重要です。ネットショップは店舗を持たないため、新規の顧客を獲得するためには広告を打たなければならず、費用も一般的な小売店よりも割高です。

一般的にネットショップの広告宣伝費は、売上高の20%ほどといわれています。売上目標を50万円に設定する場合は、毎月10万円は広告宣伝費に充てるようにしましょう。

広告には、検索エンジンで検索したユーザーを対象に広告を表示するリスティング広告や特定のサイトでショップを紹介して購入してもらうアフリウェイト広告などがあります。さらに最近では、TwitterやInstagramなどのSNS媒体を通してショップを紹介してもらう方法もあります。

ネットショップは、多くの人にショップの存在を知ってもらうための時間が必要となるため、安定した収益を得るためには数カ月かかります。そのため、開業前には数カ月分のランニングコストを用意しておきましょう。

2. アパレルネットショップに必要な開業資金の調達方法

アパレルネットショップを開業するには、最低でも100万円の資金は必要です。赤字のリスクを考えるなら、開業資金をすべて自己資金で用意するのが1番ですが、難しい場合は自己資金を調達しなければなりません。自己資金の調達方法には、補助金を申請する、融資を申請するなどがあげられます。

・補助金を申請する

自治体によってはネットショップの開業のための補助金を支給しています。中小企業庁の「補助金等公募案内」というサイトでは、補助金制度に関する案内が定期的にアップされています。補助金制度には、ネットショップを対象としたものや新規事業を対象にしたものまでさまざまです。定期的に補助金等公募案内を見て、申請できる補助金制度があるか確認しましょう。

・融資を申請する

銀行や信用金庫などの金融機関では、新規事業における融資を行っているところもあります。申請する際には、アパレルネットショップの詳細な事業計画が必要です。

・クラウドファンディングを利用する

開業のための資金を調達するためのもう1つの方法にクラウドファンディングがあります。クラウドファンディングとは、インターネットの閲覧者に対して開業のための資金を呼びかけて集めることです。

専用のサイトに、開業の目的や必要な資金などを公表してスポンサーを集めます。クラウドファンディングには、出資者に対しての還元がある「購入型」と出資者は資金だけを提供する「寄付型」があります。

3. アパレルネットショップで黒字経営するコツ

アパレルネットショップのような在庫ビジネスで黒字営業するためには、商品を充実させておくことが重要です。ネットショップでは、100商品未満のショップよりも100商品以上のショップのほうが売り上げは5倍も多いという結果もあります。

商品が多ければ選択肢が広がるため、購買意欲も高まります。アパレルネットショップでは過剰在庫を気にしてしまい商品数を少なめにしておきたいと考えてしまいがちですが、なるべく多くの商品を用意しておきましょう。

在庫ビジネスで黒字経営をするもう1つのコツは、在庫を切らさないことです。人気のアイテムをそろえているアパレルネットショップでも、在庫を切らしてしまうと顧客の信頼を得ることはできません。いつ訪れても必ずほしいものが手に入るように在庫管理を徹底すれば、リピーターを確実に増やすことができるため、安定した売り上げが期待できます。

4. アパレルネットショップの開業に成功した事例と年収

アパレルネットショップを開業した経営者の中には、年収が1,000万円の人もいます。あるベビー服専門のアパレルネットショップは、サイトをリニューアルしたことで顧客を増やし、月商100万円を達成しました。

開業当初はメルマガやキーワード広告に力を入れていましたが、思うように売り上げは伸びませんでした。そこでサイトを全く新しいデザインにリニューアルして、お店のイメージカラーであるパープルを前面に出したサイトに変更したのです。

さらに、安心して買い物ができるように定期的に購入者に向けたメッセージを発信したり、コミュニティのコンテンツを利用したりして、お客さんとのコミュニケーションを取るようにしています。その結果、リピーターの獲得に成功して、売り上げも大きく伸びました。

5. アパレルネットショップの開業に必要な資格・許可

アパレルネットショップの開業に関する特別な資格や学歴はありませんが、販売する商品によっては許可が必要なこともあります。アパレルネットショップの開業で必要な資格や資格には、以下のものがあげられます。

・開業届

ネットショップの開業の場合でも、起業をする際には税務署へ開業届の申請が必要です。

・古物商許可証

中古のアパレルも扱う場合には、古物商許可証が必要です。最寄りの警察署を経由して、都道府県の公安委員会へ古物商許可の申請を提出します。許可の申請をする際には営業所が必要です。営業所は自宅でも構いませんが、必ずどこを営業所にするのかを決めておきましょう。

・輸入品には注意

海外の毛織物の商品については問題ありませんが、ワシントン条約に該当する動物の皮や羽毛でできた商品については経済産業大臣の輸入承認が必要です。輸入商品を中心に扱うアパレルネットショップを開業する場合は、経済産業省への事前の確認をしましょう。

6. まとめ

アパレルネットショップの開業資金は、最低でも100万円はかかります。ランニングコストについては、顧客を獲得するまでの数カ月間は売り上げを伸ばすことが難しいため、開業前にある程度の資金を用意しておきましょう。

アパレルネットショップのビジネスを成功させるためには、在庫を切らさないことや商品を充実させておくことが重要です。サイトに訪れたお客さんがいつでも安心して購入できるように、商品をそろえておくようにしましょう。

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