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フランチャイズに加盟して和食店を独立開業する方法

フランチャイズの和食店の加盟には、未経験でも開業しやすい、商品開発を本部が行うため手間がかからないといったメリットがあります。ただし、フランチャイズによってはオープンのための初期費用が高額になることもあります。独立開業するための流れをまとめました。

和食店のフランチャイズを開業する場合にはどのような流れになるのでしょうか?

フランチャイズの和食店を開業する際のメリットやデメリット、フランチャイズ募集をしている和食店を紹介します。

1. フランチャイズ募集している和食店一覧

高齢化が進んでいる日本では洋食よりもヘルシーな和食に注目が集まっています。しかし、個人での和食店の開業は、新鮮な食材の確保や職人の雇用などのリスクがあるため、簡単ではありません。そこで、フランチャイズ募集をしている和食店に加盟することで、安定した経営を行うことができます。

大戸屋ごはん処(株式会社大戸屋)

日本国内だけでなく海外にも店舗を持つ大戸屋ごはん処は、肉団子や焼き魚、温野菜や豆腐など、おいしさだけでなく栄養バランスにも配慮をしたメニューが中心です。和食の基本スタイルである一汁三菜をそろえた「定食」や、まぐろにおくらや納豆などの食材をミックスした「丼」、ジューシーな「ロースカツ」や「チキンの炭火焼」などもあります。

大戸屋ごはん処のフランチャイズに加盟すると、47日間の研修に参加できます。研修は大戸屋本店や山梨県にある研修センターで行われ、専任のトレーナーによる丁寧な指導によって調理方法や運営方法のスキルを学ぶことになります。研修では食育に関するプログラムもあり、日本の食文化の基礎についての知識が習得できるのが特徴です。フランチャイズの加盟金は400万円、保証金は120万円、毎月本部に支払うロイヤリティは売上高の5%となっています。

板前バル(株式会社CANVAS)

板前バルは、本格和食をリーズナブルな料金で味わうことのできる人気の和食店です。各店舗には専門の板前がおり、季節の彩りにあふれた創作料理や新鮮な魚介類を使用した料理を楽しめます。さらに、板前バルの客単価は3,500円という金額にも注目です。クオリティの高い料理とお酒を安い価格で楽しめるため、いつでも気軽に利用できます。

フランチャイズへの加盟金は200万円で、そのほか初期費用として150万円がかかります。毎月支払うロイヤリティは店舗の規模で異なり、契約面積が20坪未満なら15万円、契約面積が20坪以上なら20万円の固定制です。

手しおごはん玄(株式会社泰斗)

手作りにこだわった和食店を開業したい人には、「手しおごはん玄」がおすすめです。店で提供する漬物はすべて各店舗のぬか床で漬けたものを使用し、みそ汁についても各店舗でいちから調理しています。和食店で大切なご飯に関しては国産の白米と7穀米を使っており、味だけでなく栄養バランスにもこだわっています。

初期費用は280万円で、物件取得費や内装工事費を含めると、1店舗あたり1,800~2,500万円がかかります。初期費用にはフランチャイズ加盟金や研修費、店のオープンのために必要なサポートの費用も含んでいます。毎月支払うロイヤリティは17万円の固定です。売り上げが多ければ、オーナーの手元に利益が残るシステムになっています。

2. フランチャイズで和食店を開業する3つのメリット

和食店にはフランチャイズ店と個人店舗の2種類がありますが、フランチャイズ店には個人店舗にはないメリットがあります。特に以下の3つのメリットは覚えておきましょう。

本部による手厚いサポートがある

和食店は、和の雰囲気を作るために店内の内装や食器にもこだわる必要があるためレストランの開業よりも手間がかかります。フランチャイズ店舗なら、開業のために必要な内装や備品の調達を本部に任すことができます。そのため、オープンまでの準備に関してのストレスを軽減できるでしょう。

未経験でも開業しやすい

フランチャイズ店では、オープンのためのサポートだけではなく、物件の選び方やスタッフの雇用、教育や黒字経営のためのノウハウなどのサポートも受けることができます。そのため、和食店のオーナーになったことがない人でもやる気があれば開業できます。

商品開発も本部が行う

和食店では通常のメニューだけでなく、季節ごとのメニューも提供します。春なら新じゃがいもや新たまねぎ、秋ならタケノコや松茸などといったように、季節を感じることのできる食材を使った料理を考えます。個人店舗の和食店の場合は、季節ごとに新しいメニューを考案して、調理のために必要な食材を調達しなければなりません。メニューの価格に合わせた食材を使用しなければならず、大きな手間になることもあります。

フランチャイズ店の場合は、新メニューはすべて本部が行います。メニューを提供するために必要な食材や調味料もすべて本部が手配し、調理の詳細なレシピも用意してもらえます。季節のメニューを提供できれば、顧客の獲得にもつながり、安定した経営ができるでしょう

3. フランチャイズで和食店を開業する3つのデメリット

フランチャイズ店での開業を計画する際には、メリットだけでなくデメリットについてもおさえておきましょう。フランチャイズに加盟してから後悔することがないためにも、以下の3つのデメリットを覚えておくのは大切です。

ロイヤリティの支払い義務がある

フランチャイズ店のデメリットのひとつとして、毎月のロイヤリティの支払い義務があります。ロイヤリティはフランチャイズによって異なり、売り上げの3~5%を支払うところもあれば、15~20万円の決まった金額を支払うところもあります。

経営が安定していれば問題はありませんが、経営が苦しいときには大きな負担になる可能性もあるでしょう。場合によっては、閉店しなければならないこともあるため注意が必要です。

初期費用が高額

一般的に、フランチャイズ店の内装や設備は本部が決めます。フランチャイズによっては、和食店では天ぷらやカツなどの揚げ物を調理するための特別な調理機器を設置するように義務付けるところもあり、通常のレストランよりも費用がかかる可能性があります。

さらに、入り口や店舗の内装に関しても細かい規定を設けていたり、店舗面積に関しても具体的な指示を与えていたりすることもあるでしょう。そのため、フランチャイズの和食店のほうが個人店舗の和食店よりも初期費用がかかることもあります。

契約後の「縛り」にも注意

フランチャイズの和食店を開く場合には、契約書の内容にも注意が必要です。フランチャイズの多くは契約期間を設けており、期間内に解約するときには違約金が発生する可能性もあります。また、契約更新の際に更新料を支払わなければならない場合もあるため、契約書の内容はきちんと確認しておきましょう。

4. フランチャイズで和食店を開業する流れ

和食店を開業する流れは、フランチャイズによって異なりますが、以下の流れが一般的です。

面談

フランチャイズに加盟する場合には、最初に本部との面談が必要です。企業の経営理念、加盟金やロイヤリティ、研修内容や店のオープンまでの具体的な流れについての説明を受けます。

契約の締結

本部による契約内容に納得できたら加盟契約を締結します。契約時には加盟金や保証料も支払う必要があるでしょう。その後は本部と一緒に物件の選定や内装工事を行います。

研修スタート

オープンさせる店舗が決まったら、次に営業のための研修を行うことになります。調理や接客マナー、店舗の清掃や売り上げの管理など、和食店の経営のために必要なノウハウをいちから学びましょう。

フランチャイズオーナーとして開業

研修が終わり、店舗の内装や設備がすべて整ったなら店をオープンさせます。開業後についてもスーパーバイザーによる本部からのサポートがあるため、安心して経営ができるでしょう。

5. フランチャイズに加盟して和食店を独立開業する方法まとめ

和食店のフランチャイズは、店舗の内装工事や調理機器の設置が高額になることもあります。ただし、本部が開店前の準備をサポートするため、手間がかからずにオープンできるというメリットもあります。

和食店のフランチャイズはたくさんありますが、契約時にかかる加盟金やロイヤリティはフランチャイズによって異なります。そのため、契約を締結するときには必ず契約書の内容を確認しましょう。不明な点があれば、契約前に必ず質問することも大切です。

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