今や日本国内No.1と言われている焼肉チェーン店「牛角」。1996年にフランチャイズ展開に参入してから20年以上の実績を誇っていることから、信用度は非常に高いでしょう。そんな牛角のフランチャイズですが、一体どんなメリットがあるのでしょうか?デメリットと併せて加盟条件や独立開業について紹介しています。
近年フランチャイズ展開している企業が増えてきています。その中でも「牛角」は比較的早い段階で参入していましたが、長い実績を考えると数あるフランチャイズの中でも非常に信頼できるといえるでしょう。そんな牛角の基本情報を紹介します。
もくじ
1. フランチャイズ展開している牛角の基本情報
焼肉チェーン店として全国に店舗を構えている「牛角」。最初にオープンしたのは1996年1月、当時場所は三軒茶屋になり、店名も「焼肉市場 七輪」でした。「牛角」に改名されたのは1997年10月。改名されるまでの1年間は客足も悪く売上も低かったと言われており、急な発展は「お客さまのクレームを聞き入れ改善していった」ことが大きいと言われています。「炭火焼肉酒家 牛角」に変更してからは全国に600店舗以上展開するほど繁盛し、今では「焼肉チェーン店と言えば…」と言われるほど知名度のあるお店へと進化しました。
牛角の魅力は、なんと言っても「3つの食べ放題コース」です。80品以上・100品以上・120品以上から選ぶことができ、全コースにデザートも付いてきます。また飲み放題(スタンダードプラン・ライトプラン・ソフトドリンク飲み放題)を追加することができるのも嬉しいところ。食べ放題以外のコースも充実しています。まさにお客さまのニーズに応えた焼肉店と言えるでしょう。
2. 牛角のフランチャイズに関する口コミ・評判
近年さまざまなチェーン店がフランチャイズ展開を行っており、「牛角」もそのひとつになります。しかし牛角に関してはあまり良くない口コミ・評価も見受けられます。マイナスとなっている口コミ・評価は、「加盟店のほとんどが赤字」であることです。ただ真偽は定かではなく、また昔の口コミだったこともあり、現在はそのような評判は見られません。実際、「本部のサポートがしっかりしているので楽しく経営できている」という口コミも見かけます。また「ロイヤリティが魅力的」といった口コミもありました。フランチャイズに加盟する場合、比較的安心できる企業と言えるでしょう。
3. 牛角のフランチャイズは儲かる?年収は?
「牛角」のフランチャイズにおける年収に関しての情報は残念ながら確認できませんでしたが、これまでの実績としっかりとした教育体制で安定しています。また独自のカリキュラムで構成されていることから、飲食業未経験の方でも安心してフランチャイズ加盟することができるでしょう。実際、牛角では異業種からの参入も少なくないといいます。各方面からフランチャイズ加盟する方が多いことから、年収の詳細は分かっていないものの儲かることは確かと言えるのではないでしょうか。「常に発展している」というのも魅力的です。
せっかくフランチャイズに加盟するなら、「安定した企業」を狙いたいものです。そのためには「いかに儲かる企業か」ということを重視する必要があるでしょう。牛角は非常にブランド力がありますから、他の焼肉店に比べると儲かると言われているのです。
4. 牛角にフランチャイズ加盟する3つのメリット
「牛角」のフランチャイズに加盟すると、将来性・ネームバリュー・手厚いサポートといった3つのメリットを得ることができます。加盟後も安心して経営できるので、安定した企業と言えます。では、それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
4-1. 将来性がある
牛角という大手焼肉チェーン店なので、母体がしっかりしています。そのため将来性があり、フランチャイズ加盟した場合でも安心して経営できます。過去には加盟店のほとんどが赤字だったという噂もありましたが、現在は安定しているので心配する必要はないでしょう。低価格でありながらおいしいお肉と魅力的な料理を提供し続けているので、先を見越して加盟できます。ターゲットも20代~30代、ファミリー層まで幅広いので、客足が悪くなる心配も少ないでしょう。
4-2. ネームバリューで儲かる
近年さまざまなフランチャイズがありますが、やはり選ぶ基準は「どれだけブランド力があるか」ということです。加盟しても、ブランド力がないと認知されませんし、消費者は増えません。そうすると赤字になってしまいます。牛角はネームバリューがありますから、それだけで十分儲けることができます。要するに、フランチャイズとしておすすめの企業なのです。ネームバリューがあるということは集客にも繋がりますから、安定は間違いないでしょう。
4-3. 手厚いサポート
牛角のフランチャイズと言えば、サポートがしっかりしていることです。どんな些細なことでも相談に乗ってくれますから、飲食業未経験でも安心して飛び込むことができます。そこには、徹底した教育体制も関係しているでしょう。ミーティングやスーパーバイザーが約1ヶ月みっちりサポートしてくれるのも嬉しいところ。フランチャイズといっても企業によってはサポート体制がきちんとできていないところもありますので、それを考えると牛角はかなり徹底しており安心して働くことができます。
5. 牛角にフランチャイズ加盟する3つのデメリット
一方でデメリットもあります。これは「牛角」に限ったことではありませんが、やはりお金がかかること、加盟店の影響を受けやすいことは大きなデメリットになっています。ここではデメリットについて詳しく説明しています。
5-1. お金がかかる
これは牛角に限った話ではありませんが、フランチャイズ加盟するということは、加盟金やロイヤリティなどが必要になります。ロイヤリティは売上の良し悪しに関係なく毎月支払うことになるため、売上が悪いとマイナスになってしまいます。またこの加盟金とロイヤリティは、独立開業よりも高いと言われています。
加盟金は1,000万円、そして保証金として100万円が必要になります。ロイヤリティは、売上の5%。契約期間は5年間ですので、その期間に店舗を閉めることも許されません。万が一閉店した場合は、違約金が発生します。決して安い金額ではありませんから、しっかり考えて牛角フランチャイズに加盟しましょう。
5-2. 不良店の影響を受けやすい
個人で経営しているわけではありませんから、当然他の加盟店が問題を起こした場合、その影響を受けることになります。どれだけ自身のお店が優良でも関係なく影響するということは、かなり痛いデメリットではないでしょうか。またフランチャイザーが弱体化しても影響を受けてしまいます。
5-3. あくまで加盟店
加盟店なので飲食業未経験でも経営できますし、十分な指導を受けることができます。それは非常に大きなメリットですが、一方で「あくまで加盟店」であることが大前提にあります。そのため、先にも述べたように他の加盟店の影響を受けやすいですし、イメージダウンしやすいでしょう。また独立開業ではないのですべてはフランチャイズ本部である牛角のマニュアルに従わなければいけません。あくまで「加盟店=自由度が低い」ことはやはりデメリットになります。
6. 牛角のフランチャイズ条件・契約内容
フランチャイズへの加盟は、本部によって条件がさまざまです。「牛角」の場合、条件として「店舗形態は2種類」「社員2名・アルバイト15人」の2つが挙げられます。店舗形態はビルイン店舗(1階もしくは2階、地下1階)とロードサイド店舗(生活幹線道路沿い)に分けられ、それぞれ坪数は30坪以上・40坪以上。これらの条件を満たさなければ、牛角のフランチャイズに加盟することはできません。もう少し詳しく言うと、店舗坪数・賃貸料・10ヶ月分の初期費用を用意できること。また先にも述べたように、加盟金として1,000万円、保証金100万円を準備する必要があります。詳細は株式会社アスラポートの公式ホームページに掲載していますので確認してみてください。
ちなみに、出店エリアは東北・北海道、東海、関西、北陸、九州、沖縄の全国各地となっています。
7. 牛角のフランチャイズの将来性は?
「牛角」のフランチャイズ展開は、1997年11月に開始されました。牛角1号店がオープンした翌月にはすでにフランチャイズ1号店がオープンしていますから、他店に比べ早い段階で参入しています。そんな牛角ですので、これまでの実績を考えると将来性はあると言えるでしょう。現在焼肉チェーン店の中では日本国内トップと言っても過言ではありませんし、十分な研修を考えると安心して加盟できる企業です。ただあくまで現段階ですので、近い将来変化する可能性はあります。それでも長い実績を考えると心配ないのではないでしょうか。
8. 牛角のフランチャイズで独立開業する方法
「牛角」のフランチャイズに加盟する方法は「株式会社アスラポート」から申し込みが可能ですが、独立開業する場合、当然開業資金が必要になります。総額は、6,222万円。内訳は、加盟金1,000万円、保証金200万円、その他設計・施工、厨房機器、食器・備品類などの費用です。また物件選びも重要ですから、立地条件に合った物件を探さなければいけません。また独立する場合はある程度実績や経験が求められるでしょう。
9. まとめ
今流行りのフランチャイズ。「牛角」にフランチャイズ加盟する方法を紹介してきました。加盟金1,000万円、保証金100~200万円、それにロイヤリティなどが含まれるため決して安い金額とは言えませんが、焼肉チェーン店として日本国内No.1の人気を誇っていますから、フランチャイズに興味がある方、独立開業を考えている方はぜひ牛角を検討してみてください。将来的にも期待できるでしょう。