「このままではよくない。」
これといった決定的なできごとはありませんでしたが
とにかく、
「このまま同じスタンスで仕事をしていくことはよくない。」
そういう気持ちだけが心の中にありました。
Webデザイン制作の仕事をしながら
子供服のリサイクルネットショップを楽天で運営していました。
フリーで仕事をするようになり、
勤めていた頃に想い描いていたような忙しさは無かったものの
家庭のコト、子どものコト、仕事のコト、自分のコト
バランスよく時間を思い通りに使えるようになっていました。
それでも、心のどこかにある
「このままではよくない。」
何がこのままではよくないのか?
それは何をもってよくないのか?
不安なのはWebという日進月歩なツールの
技術的な不安なんじゃないかと
自分の中で自己解決し
そこを補うことばかりを追っていました。
追うことが
いつのまにか「新しい技術を吸収しなければ」という
強迫観念に変わり、
追われることに変わっていました。
Web制作はキライではない。
好きで始めた制作の仕事がもしかして負担になっている?
と気づき始めたころに
知人の紹介で出席したセミナーの講師が相葉さんでした。
フリーとして活動するようになり
いろいろなセミナーに出席していました。
Webの技術を習得するためのものから
集客、人脈、ビジネス戦略、などなど
多くの人から多くのことを学ばせてもらってきましたが
自分の仕事のことを相談したり、指導を仰ぎたいと興味を抱いたのは
相葉さんだけでした。
それは、
『自分だけのビジネスを作る』
私が「このままではよくない。」と抱いていた不安は
技術を追うことではなく、差別化なんだとハッキリできたからです。
ただの差別化ではない。
同業者が存在し、
自分スタイルに真似てアレンジする差別化ではなく、
自分の出来ることで新しいビジネスを生み出す差別化。
これが私に必要だったこと。
やるべきことなんだと腑に落ちたことでした。
新しいことを生み出すのは、自分の棚卸しから始まります。
できること、できないこと。
やるべきこと、やらなくていいこと。
手放さないモノ、手放すべきモノ。
正直、自分でも何が何なのか分からなくなることもあります。
そんな時、
ニコニコと、そして真剣に
目をキラキラさせながら
新しい道を見つけて、遠くまで見えるように明かりを灯してくれる相葉さん。
そのおかげで
「このままではいけない。」から
「私だけのコレを広めていきたい♪」を見つけることができました。
たまに、相葉さんが描いてくれる道の、とんでもなく遠くにひとり突っ走ってしまって
置いてけぼり感を味わうこともありますが
そんな時でも、やっぱりニコニコと、待っていてくれる姿にホッとします。
歩みが遅いですが、その恩に応えられるよう
今はしっかりと道の土台を固めていきます。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。