アントレランド

個人で行うフランチャイズモデル

釣具屋の開業資金と黒字経営に成功するコツまとめ

\加盟するよりあなただけのフランチャイズ本部を創る時代です/
▼新サイトオープンしました!

最近は少なくなってきていますが、釣具屋を開業する際にはどの程度の資金が必要となるでしょうか?また黒字経営を成功させるためにもそのコツや、ネットショップとして開業する場合の情報などをご紹介していきます。

釣り好きの人にとって欠かすことのできない釣具店。ゴルフや釣りなどの用具を専門としているお店はこのように趣味としている人にとってのみ需要のあるお店です。

釣具店を実際に開業してみるにあたり、実際に必要となってくる開業資金がどの程度なのか?さらに黒字経営を行うためにはどのようなポイントが必要なのでしょうか。今回は釣具店開業に関してご紹介していきます。

\加盟するよりあなただけのフランチャイズ本部を創る時代です/
▼新サイトオープンしました!

1. 釣具屋の開業資金

まず釣具屋を個人で開業するためには様々は資金が発生します。初期費用はもちろんのこと、ランニングコストとして毎月資金が必要です。

1-1. 初期費用と内訳

まずはお店を開業するための物件を考えます。釣具屋を開業するには、特にどの程度の規模がなければいけないということは決まってはいません。そのため20坪ほどの小さなお店で始めるのもよし、それ以上の大きな物件を借りて大規模なお店を作るということも可能です。場所やアクセスの良さなどによっても物件の値段は変わってきます。

それに加えて釣具の在庫を揃えなければいけません。在庫の目安としてはお店の広さが1坪あたり60万円ほどの費用が発生すると考えましょう。そのため20坪程度の規模で開こうと思うのであれば、最低でも60×20万円=1200万円の初期費用が在庫だけでも必要となります。

また、在庫を陳列するための棚を購入したり、物件の内装を少しアレンジしたりするのであれば内装工事費もかかってきます。商品陳列機器を揃えるだけでも100万円ほどは予想できますので、商品関連のものだけでも1,300万円ほどは予測しておきましょう。

1-2. ランニングコスト

ランニングコストとしては月々の光熱費や人件費などがあります。お店の規模によっても異なりますので詳しい金額は予測できません。それに加えて商品が売れることに仕入れも必要となってきます。

個人で開業するとなると大手のブランドから仕入れることは難しいため、開業前には仕入先を探しておかなければなりません。そのお店を開業する近くの問屋をあたってみることがオススメです。ロードやリールではない釣具に必要な小物は、商品が売れたからといってその都度仕入れることができず、大量の仕入れが必要となります。

注意点としては、今後の売れ行きが予想できないと問屋に判断されてしまった場合は仕入れの契約が切れてしまい廃業となってしまうケースがあります。問屋とのお付き合いによって商売が決まると言っても過言ではありません。

2. 釣具屋に最適な物件の選び方

釣具店を開業するにあたってまずは商売を始められるような環境を整えなければいけません。そのため物件を探すことから始めましょう。釣具屋に最適な物件の選び方について2つのポイントをご紹介していきます。

2-1. 2つのポイント

・アクセスの良い立地にしよう

どんな商売を始めるにせよ、駅からのアクセスが良い立地の方が来店しやすく、集客が見込めます。

釣具店に関しても釣りを趣味としている人にただでさえ限られてしまうのに、アクセスが良くなければ客足が伸び悩んでしまうことも考えられます。駅から近くなくとも車の乗り入れが良いところや、バスの停留所から近い場所などのアクセスができるだけ良いところを選ぶようにしましょう。

そして釣具を購入する人というのは釣りをしにいくという人がほとんどですので、近くに釣りができるスポットがある場所を選ぶのも良いでしょう。釣りスポットが近くにあるところや、その最寄駅周辺などにお店があればより多くの人に来店してもらうことができます。

・インターネットではなく不動産屋を直接回って探す

お店を開業するという人の多くは、店舗物件というジャンルで不動産物件を探されていることが多いでしょう。釣具屋に関しても、まずはインターネットを利用して店舗物件を探すという方がほとんどです。

ところがインターネット上で検索してみても店舗物件はなかなかヒットしません。その理由として、元からある店舗物件のほとんどがインターネット上に掲載される前に、不動産屋の実店舗を通して売却されてしまっているからです。

そのため確実に店舗物件を見つけるのであれば、インターネット上で探すのではなく不動産屋を直接回って探すことが効率的です。その時々によって店舗物件がたくさんある時期やそうでない時がありますので、何件も不動産を回ってみた上で内見を繰り返し条件の良いところを探しましょう。

2-2. 契約時の注意点

釣具店の契約を行う際に気をつけておきたいのは、開業前に仕入先を契約しておくことです。仕入れに関しては基本的には問屋を当たることになりますので、できる限り資産を持ち込み、交渉を行なっていきましょう。

基本的に親身になって話を聞いてくれますが、仕入先となってくれるかどうかはその資金によっても異なってきます。条件よりも低い資金であれば契約がうまくいかないなんてことももちろんあります。

資金の条件をクリアしたら、実際に開く店舗の坪数や立地、どんな釣種に重点を置いた店にするのかなどの詳しい事項を伝えることになるでしょう。契約がうまくいくかいかないかは、釣具店を成功させるための大きな鍵となります。十分準備をして万全な状態で向かいましょう。

3. ネットショップの釣具屋を開業する選択肢

リアル店舗として釣具店を開業するのももちろん良いのですが、全ての人に受け入れられるものではありません。需要のある人が少なく、なかなか難しい商売とも考えられています。たとえアクセスの良いところに店を構えたとしても、その地域に釣りが趣味という人は限られてきます。

釣具屋として成功させるためにも、インターネットショップを開業するという手段があります。日本全国どこからでも注文することができ、さらにお客様にとってもわざわざ店舗に出向かなくても良いため便利、というメリットがあります。

ではネットショップで釣具屋を開業することにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

3-1. 2つのメリット

・将来的にネットショップの方が長く続く

将来的にもネットショップの方が長く続けられるというメリットがあります。リアル店舗ではわざわざ足を運ばなくてはならないところを、ネットショップであれば自宅でもどこにいてもインターネット環境さえあれば欲しいものをワンクリックで簡単に購入することができます。さらに在庫情報なども簡単にわかりますので、今後の釣具店はリアル店舗がだんだんと減っていきネットショップがほとんどを占めることが予想されます。

・知識が少なくても開業しやすい

ネットショップであれば簡単に始めることができるため、それほど知識が豊富でなくても開業することができます。同じように釣具を販売しているネットショップを参考にしながら仕入れを進めていきましょう。

3-2. 3つのデメリット

・生きた釣り餌を扱えない

釣具店は商品の入れ替わりが遅いというデメリットがあります。そんな中でも経営が成功するかの鍵にもなるのが釣りエサです。

釣りエサは消耗品であるため、なくなったらその都度お客さんが買いに来ることになります。リピーターを増やすという意味でも重要な役割を担っています。

ところがネットショップでは、釣りエサは生物であるため発送することが難しく、取り扱うことができません。釣りエサを販売できない分の利益は得られないというデメリットがあります。

・不良品があった場合対応に時間がかかる

万が一不良品があった場合一度返品をしてもらわなければならないため、なかなかすぐに対応することができません。返品のための発送にも時間がかかってしまうため迅速な対応が難しくなってしまいます。

・物によっては通販向きでないものもある

釣りエサのように通販に不向きなものも中にはあります。そのため全ての釣具が取り扱えるというわけでもありません。

4. ネットショップ釣具屋の開業資金

ネットショップで釣具屋を開業する際には初期費用とランニングコストとの2種類の開業資金が必要となります。

4-1. 初期費用と内訳

ネットショップを運営するサイトによっても異なってきますが、サイトを開設するためにまず費用が発生します。

BASEという個人でインターネット上でショップを開設することのできるサイトであれば、登録のみで0円で始めることができます。そのほかの有料サイトを利用する場合でも1万円ほどあれば十分サイトを開設することは可能です。

それに加えて釣具を仕入れるために資金が必要となり、リアル店舗と変わらずたくさんの商品を揃えるのであれば、1,000万円程度は考えておきましょう。

4-2. ランニングコスト

ランニングコストとしては、商品がなくなったらその都度仕入れる商品代が発生します。さらに電話やFAXでの対応を行う場合はそれらの通信費、サイトによっては月額で利用料を支払うところもありますのでそちらの費用が発生します。

5. 釣具屋のような在庫ビジネスで黒字経営するコツ

釣具店は基本的に在庫を揃えた上で経営を行なっていきます。このような在庫ビジネスであれば、多くの人にできるだけみてもらえるよう集客を心がけなければなりません。そのためにもサイト作成の際に見やすいサイトにすること、さらにお問い合わせ先として電話番号の記載、ショッピングご利用ガイドの作成、決済方法の表示などを行い信頼感のあるサイト作りを心がけましょう。リピーターを増やすためにもお店の信頼感が重要な鍵となってきます。

6. 釣具屋の成功事例

例として、もともとは実店舗での釣具メーカーであり、現在はネットショップの「ナチュラム」を紹介します。1966年に設立されてから開業され、その後は実店舗の売り上げを大幅に上回るようになりました。店舗の面積を縮小し、従業員をオンラインの方へ回すなどの対策を行なった結果、オンラインでの売り上げ目標を2億5千万円と高く設定できるほどに成長しました。

お客さんの多くは男性客ですが、なかなか釣具店に立ち寄りにくいということからかネットショップの方では女性客も多いようです。こういった気軽に誰でも購入できるということはネットショップの醍醐味なのでしょう。

7. 釣具屋を開業するために必要な資格

釣具屋を開業するためには特に必要な資格はありません。ですが釣具屋を開業するのですから、釣りが好きで多少の知識があると助かることも多いでしょう。

物件や仕入先など様々な契約が必要となるため、交渉が得意という方は特に始めやすいでしょう。特に経営において大切ですので、営業や交渉が得意な人はなおさらです。さらにネットショップで開業するという方は、ホームページ作成が得意だと良いでしょう。

8. まとめ

今回は釣具屋を開業するために必要な情報をご紹介しました。

なかなか経営が難しい商売ではありますが、ネットショップとの併用でうまくいっている企業もありますので本当に釣りが好き!という方にとっては検討してみてはいかがでしょうか。

Return Top