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スポーツジムの開業資金と必要設備の種類

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個人でスポーツジムを開業するためにはどの程度の費用が発生するのでしょうか?またスポーツジムであれば様々なトレーニング器具などの設備も必要となります。今回はスポーツジムを開業するにあたって必要な情報をご紹介します。

健康のため、筋肉をつけるためなど、様々な目的を持ってスポーツジムに通われる方がいます。男性の多いイメージのあったスポーツジムですが、最近では女性もダイエット目的に通われる方が多く、需要を集めてきています。

そんなスポーツジムを実際に開業するとなると、どの程度の資金や設備が必要となるのでしょうか?さらに通ってくれる人を探すにはどのような手段があるのかなどを詳しくご紹介していきます。

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スポーツジムの開業資金

そもそもスポーツジムと一概に言っても、パーソナルジムとフィットネスジムとに分かれます。

・パーソナルジム

パーソナルトレーナーが利用者それぞれに専属として付き、一緒にトレーニングを行って行く方法のことを指します。専属トレーナーがメニューを用意し、利用者を確実に理想の体へと導くことを目的としています。よく知られている例としてはライザップが当てはまります。

短期間で大きな効果を期待できるため人気がある一方で、1人あたりの料金が高くなってしまい、一度にトレーニングできる人数が少ないというデメリットもあります。

・フィットネスジム

パーソナルジムと違って専属のトレーナーがいない代わりに、利用者が自分でそれぞれ自由にメニューを作成して好きな時に来てトレーニングを行います。専属のトレーナーがいないため、利用料金は安く済ませることができます。経営を行う側としては1人あたりの価格が安くなってしまうデメリットがあるものの、一度にたくさんの集客が見込めます。

それぞれにどのような特徴があるのかをよく知り、どちらを始めるかをまずはしっかりと考えておく必要があります。それでは、どのような開業資金が発生してくるのかをみていきます。

初期費用と内訳(設備)

どの程度の規模でジムを経営して行くのかによっても異なって来ますが、最も安く抑えて、初期費用は300万円ほどとなります。

これはマイクロジムという方法で、マンションやビルのテナントを借りて少人数制で始めるジムのことです。店舗物件を賃貸するわけではないため初期費用を大幅に抑えることが可能です。

例えば1ヶ月の家賃が15万円で敷金が2ヶ月分である場合には、半年分の家賃として90万円+敷金の30万円で120万円が家賃の初期費用として発生します。

そして実際にトレーニングに使用する機材としては、オリンピックバーやアジャスダブルベンチなどの筋肉を作るための器具、フロアマットやバランスボールなどの体幹を鍛えるためのものなどを揃えて100万円ほどとなります。

さらにお客様を集めるためにも宣伝費用としてホームページやチラシの作成費、内装工事費などがプラスされることになるでしょう。

これら3つの費用を大まかに足してみて、初期費用は300万円が目安です。

ですがもう少し大きな規模で経営したいという場合には、建物の費用やトレーニング器具がもっと必要となるため500万円は見積もっておいた方が良いでしょう。

ランニングコスト

スポーツジムのランニングコストは月々の会員から集める費用によって変わって来ます。

月会費×会員費によってその次の収入を計算することが可能ですが、それが全て利益となるわけではありません。例えば月収40万円以上の利益を見積もっているスポーツジムであれば、ランニングコストとしては60万円ほどが必要となります。テナント代に15万円、トレーナーのアルバイト代として月収20万円、さらに光熱費などがこの中に含まれることになります。トレーナーを正社員として雇っている場合はさらに人件費が発生してくるわけですから、もう少しランニングコストには変化が出てくるでしょう。

スポーツジムに適した物件の選び方

スポーツジムでの経営を成功させるためにまず大切なのが物件の選び方です。どのような場所にスポーツジムがあるかによって、会員が通いやすくなるかが決まってきます。

立地選びでは、開業候補地周辺の交通アクセスが良いかどうかを考えます。電車で訪れやすいところなのか、近くにバス停などがあるのかどうかはしっかりと確認しておきましょう。

さらに車や自転車で来る会員の方が止められるような駐車場、あるいはその物件に駐輪場などを設けることができるかどうかもポイントです。

さらに夜の利用者のことも考えて、周辺地域の治安が良いかどうかもチェックするべき項目です。やはりどれだけトレーニングに実績のあるようなスポーツジムでも、アクセスが良くなければ利用者は増えません。そのため物件を選ぶ際には第一にアクセスの良さを考えましょう。多少高くとも今後の経営を考えるうえで重要なポイントですので妥協することも大切です。

そして次のポイントとしては居抜き物件を選ぶということです。

スポーツジムはトレーニングを行うために通うところですので、カフェなどと違い内装にこだわる必要がありません。そのため内装工事費などを確実に抑えるためにも、前回もトレーニングジムとして経営していたような居抜き物件を探すことが大切です。前のトレーニングルームをそのままにして使用することができますので、内装工事費をかなり抑えられます。

また前回ジムとして使用しているところであれば、アクセスの点も考えられているところもあるかもしれません。これら2つのポイントを参考に物件探しを進めていきましょう。

スポーツジムの規模による物件契約の注意点

まずスポーツジムを開業し多くの方がトレーニングを行なっていると、マシンを使用する音などどうしても騒音が発生してしまいます。戸建ての物件であればそれほど騒音は問題ありませんが、マンションやビルのテナントであれば近隣住民の方に迷惑をかけてしまうことになるでしょう。

防音対策を行ってしまうと初期費用として費用がかさんでしまいます。契約の際には騒音対策もしっかり行えるかどうかを確認しておきましょう。

次に、スポーツジムであればどのような場所でもつきものになる重量対策が必要です。バーベルやアジャストダブルベンチなど、トレーニング機器はかなり重量があります。様々なトレーニング器具があればあるほど充実したジムになりますので、 それを揃えているうちに重量をオーバーしてしまってはいけません。万が一物件に傷を作ったり、床が傾いてしまったりなんてことがあれば、損害賠償を請求されてしまいます。

そのため事前に物件を契約する際には、どの程度の重量であれば耐えられるのかを確認しておく必要があります。これらのポイントを確認してからスポーツジムの開業を心がけましょう。

スポーツジムに最適な集客方法

ではスポーツジムをいざ開くとなった際、どのような集客方法が効果的なのでしょうか?

3つの方法を取り上げていきます。

・ターゲットに合わせて集客方法を変える

スポーツジムといっても、男女問わず幅広い世代の方が利用されることになります。そのためターゲットに合わせて集客方法を変えて行くことが大切です。

例えばサラリーマンやOLの方が仕事帰りに通いやすことを押していくのであれば、「平日の夜7時から9時までオープン!」ということを強調していきましょう。逆に高齢者をターゲットとしていくのであれば、昼の時間帯を指定して強調するのも良いでしょう。

さらに集客手段もインターネットやSNSを使うのか、近隣の高齢者の方に向けてチラシや広告で宣伝していくのかを考えるのもオススメです。このようにターゲットに合わせてどの部分を強調するのか、どんな方法で宣伝していくのかを変えていきましょう。

・WEB集客

まずは開業するスポーツジムに関して、情報を記載するホームページ作成から始めましょう。近隣に同じようなスポーツジムがない場合には、その地名とスポーツジムと入れるだけで名前がヒットするようになり、Google検索結果の上位表示が可能となる場合があります。そのためホームページには地名を入れるなどしてSEO対策も心がけながら集客を行いましょう。

さらにTwitterやInstagram、ブログなどのSNSも効果的です。中でもスポーツジムは練習風景などの写真があった方が入会率を上げることができます。日々のトレーニング風景や内装などの写真を定期的にアップして、入会者がイメージつきやすいようにするのも良いでしょう。

さらにホットペッパービューティーなど、費用を支払って広告を掲載してもらう大手サービスに登録するのも1つの手です。

・折込チラシや看板広告

インターネットを利用していない方や近隣住民の方をターゲットにする場合、折込チラシや看板広告も有効的です。地元の人にとっては新しくこんなジムができた!という情報は思わぬ形での訴求になります。印刷業者などに外注してチラシを作成しましょう。

さらに店先の看板広告も重要です。近くを通った人や体験に訪れた人などにそのジムのイメージを訴えるためにも、コンセプトにあった看板を作成するようにしましょう。

スポーツジムの市場動向と将来性

スポーツジムの市場としては2006年からは少し低迷してしまったものの、2012年には持ち直し微増してきています。さらにライザップなどの人気ジムが表に出て人気を集めていることから、スポーツジムに関しての知名度もさらに上がってきており、人々の興味を集めてきていることが予測できます。

さらに2020年には東京オリンピック開催が決定しており、日本のスポーツ文化を根付かせる大きなきっかけにもなります。そんなスポーツ界が盛り上がってくる時代に合わせて、多くの人々がさらにスポーツに関心を持つことができればさらなる将来性を見込むことができるというわけです。

ですが、多くのスポーツジムでは会員数はたくさんいるにもかかわらず、ジムに通わないという人が増えてきていることが問題視されています。言ってしまえばジムは通わなくとも特に問題のある場所でもなく、ダイエット目的で通っている方がいれば目的を達成してしまうとやめてしまうなんてことも少なくはありません。しっかりとした目的がなければ、ジムに通うのが面倒に感じてしまい幽霊部員となってしまうわけです。そのような現状があるため大手のスポーツジム以外はなかなか経営が難しいというところも増えてきているようです。

スポーツジム開業の成功事例

スポーツジムで開業成功事例はたくさんありますが、今回はマンションの一室を借りてたった6畳の空間でジムを経営された方の事例です。

小規模での開業であったために、開業費用は50万円ほどで済んだそうです。初期費用としてはトレーニング器具代と毎月の光熱費、さらにウォーターサーバー代が発生します。

さらにもう一件同じような小規模でスポーツジムを開業した例としては、同じような初期費用で1,000万円以上の年収を稼いでいるというケースもありました。

どちらのケースもアクセスや立地を都内の人がよく集まる場所にしたり、高級感のある内装にしたりすることを心がけたようです。それによりプライベートジムのようになり、会社帰りなどに立ち寄りやすいというメリットが生まれます。

このように少し工夫するだけで、物件が狭くて初期費用が少額であっても稼ぐことができるような事例もあるというわけです。

まとめ

スポーツジムは様々な体を気にするような世代に人気を集めています。その代わり立地によってかなり客足も変わってくるビジネスですので、スポーツジムを開業する際にはそのような事項をしっかりと確認してから始めましょう。

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