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コンビニポプラの特徴とフランチャイズ加盟する方法

中国地方を中心に展開しているコンビニチェーン「ポプラ」。他のコンビニチェーンと異なる契約内容とは?そのメリット・デメリットは?実際のオーナーの口コミも交えて詳しく解説しています。ポプラで独立開業を目指す方は必読です。

中国地方を中心にフランチャイズ展開を行っているポプラ。炊き立てのご飯が食べられる「ポプ弁」をメインに安定した経営を続けています。このポプラとはどのような会社なのか、フランチャイズに加盟するにはどうすればよいかなどを詳しく解説していきます。

1. フランチャイズ展開しているコンビニ「ポプラ」の基本情報

株式会社ポプラは広島県広島市安佐北区に本社を置くコンビニチェーンです。中国地方を中心に全国展開していますが、それ以外にも関東・北陸・近畿・九州にも店舗を展開しています。

ポプラという社名は、生命力が強く、古代ギリシャ神話では「勝利」、「愛」を象徴する植物であるポプラに由来しています。また、ポプラの名の語源は英語の「POPULAR(ポピュラー)」であることから、ポピュラーな店になろうとの願いを込めてつけられた社名となります。

1976年4月に「フランチャイズチェーンシステムによるコンビニエンスストアの経営」を主たる事業目的として資本金2,000万円で広島県広島市中区銀山町14番17号に株式会社ポプラを設立、同年7月には「弁当・惣菜の製造販売」を主たる事業目的として、広島県広島市西区に「株式会社弁当のポプラ」を設立しました。

そして1983年10月広島市南区にフランチャイズ店舗の第1号店をオープンします。その後1991年に弁当・惣菜の製販一貫体制の強化のため、株式会社弁当のポプラを合併します。

その翌年である1992年7月には、九州地区出店強化のため、トップマート株式会社を併合。九州地区へ本格的に出店を始めます。 同年12月には店舗に対する商品・資材の配送を行うためポプラ物流サービス株式会社を設立しました。

また、1994年には生命保険と損害保険などの代理業を行うポプラ保険サービス有限会社を設立しました。 その後、1998年に関東地区においてコンビニエンスストア「ジャストスポット」73店舗を展開するパスコリテール株式会社と、コンビニエンスストア「生活彩家」44店舗を展開する株式会社ハイ・リテイル・システムを買収し、関東における店舗数を拡大しています。

このように業務を拡大し、2000年に東京証券取引所の市場第二部へと株式を上場しました。その後、関東・関西においてさらに企業の買収を進め、2003年8月には東京証券取引所、市場第一部に指定されます。

2005年以降では、電子マネーの取り扱いの開始や、薬事法の改正とともに医薬品取扱店として「コンビニ&ドラッグ」店舗をオープンするなど、他の大手コンビニにはないサービスを導入し、その後ローソンと資本業務提携を行い着実に業績を伸ばしています。

2. コンビニ「ポプラ」のフランチャイズに関する口コミ・評判

ここでは、コンビニ「ポプラ」をフランチャイズ経営しているオーナーの口コミを紹介していきます。

・コンビニ経営を考え、様々なコンビニ業者から資料を取り寄せましたが、規則が厳しく、自分の裁量でお店作りをしたいと考えていた私には合わない物ばかりでした。その中でポプラのオーナー募集を拝見した時に、オーナーの裁量権が大きく、これなら自分好みのコンビニが経営できると考え、加盟しました。

・初期投資にはかなりの資金が必要になりましたが、ロイヤリティーの支払い方が、ポプラは他のコンビニチェーンの粗利配分方式とは異なり、「売上ロイヤリティー制度」を採用していたためポプラとフランチャイズ契約を行うことにしました、利益が上がるほど収入が上がるため、経営に対するモチベーションも高く保つことができています。

・コンビニ経営の経験は全くない素人でしたが、独立開業して自分のお店を持つことが夢だったため、地元で有名なポプラを選び、開業しました。研修内容が充実していたため、何とかオープンまでこぎつけることができました。不安が全くなかったわけではないのですが、すでにオープンから2年が経過し、順調に経営を続けることができています。

3. コンビニ「ポプラ」のフランチャイズは儲かる?年収は?

一般的にコンビニオーナーの平均年収は、2009年時点で平均610万円程度というデータがあります。同年の日本人の平均年収は約406万円となっているため、コンビニオーナーの収入は平均より200万円程度高いと考えられます。

しかしこのデータは、ロイヤリティーが粗利益から引かれるコンビニチェーンのオーナーのものも含まれているため、ロイヤリティーが低いポプラのオーナーの平均年収は、これより高額であることが予想されます。

4. コンビニ「ポプラ」にフランチャイズ加盟する3つのメリット

4-1. 加盟料やロイヤリティーが安価

他のコンビニチェーンに加盟する場合には、200万円から300万円の加盟料が必要になります。しかし、ポプラの場合には、加盟料は100万円と他のコンビニチェーンと比べて圧倒的に安くなっています。

また、ロイヤリティーも大手コンビニチェーンの場合、売り上げの30%から45%程度を本部に収める必要がありますが、ポプラの場合には、売り上げの3%となっています。これらの費用を低く抑えることが可能であるため、オーナーの収入も高くなる傾向があります。

4-2. 解約途中の違約金がない

他のコンビニチェーンでは、契約期間中に店舗を閉店した場合、違約金が発生します。利益が上がらず閉店したのに、さらに違約金がかかるとなると、なかなか痛い出費となりますが、その点ポプラは違約金が発生しません。これは業界初の試みとなっています。

4-3. 店長の裁量権が大きい

大手コンビニチェーンでは、オーナーの裁量権はほぼないに等しく、契約通りの店舗運営を行うことが求められます。しかしポプラではオーナーの裁量権が大きく、例えばオフィス街など日曜日に売り上げがあまり望めない地区に出店している店舗では、その日を定休日にしたり、営業時間を短縮していたりするケースもあります。このように、自由度の高い経営ができることもポプラに加盟するメリットであるといえます。

5. コンビニ「ポプラ」にフランチャイズ加盟する4つのデメリット

5-1. 知名度が低い

一部地域を除き、他のコンビニチェーンと比べて知名度が低く、そのためブランド力も低いと考えざるを得ません。そのため閉店率も高くなっています。出店する地域でポプラがどのように受け入れられるかをよく調査してから開店を検討する必要があります。

また、強みとなる人気商品がないため、最初の集客には苦労するかもしれません。

5-2. 最低保証金がない

一般的にコンビニ経営を始める場合、初期の段階ではなかなか売り上げが上がらず、オーナーは人件費の支払いなどに苦労することもしばしばあるようです。しかしこのような場合には、本部から最低保証金が支給されるシステムになっています。

ポプラにはこの最低保証金というシステムがありません。経営におけるオーナーの裁量権が大きい反面、救済制度も少ないという点がポプラに加盟するデメリットです。しかし、経営に自信がある方や、運転資金をきちんと確保できる方には、あまりデメリットにはならないかもしれません。

5-3. 開店後のフォロー体制が確立していない

開店前に本部研修店舗での15日間の研修がありますが、開業後のサポート体制に関しては明確なものがありません。他のフランチャイズチェーンの場合には、スーパーバイザーなどから丁寧なフォローを受けることが可能な場合が多いのですが、その点はあまり期待できません。

経営を軌道に乗せるにはオーナーの経営手腕によるものが大きくなります。

5-4. 初期費用が高額

ポプラの加盟金額は他のコンビニチェーンに比べてかなり低くなっていますが、その他の費用は合わせるとかなり高額になります。そのため、多くの自己資金を準備する必要があります。

6. コンビニ「ポプラ」のフランチャイズ条件・契約内容

加盟期間は5年間となりますが、途中解約による違約金は発生しません。

フランチャイズ加盟料は100万円となっており、これには商標等の使用権、研修教育費用、店舗のレイアウト費用が含まれています。それ以外に店舗面積1平米あたり3万円の保証金、商品の仕入れ代金として消費税込み約400万円から550万円が必要となります。

また、設備・消耗品費、釣銭準備金、人材募集費、開店広告宣伝費がオーナーの負担となります。

7. コンビニ「ポプラ」のフランチャイズの将来性は?

コンビニ大手三社と比べると売上高では劣りますが、ロイヤリティーが格段に低いため、オーナーの収入としては十分な金額が見込めます。中国地方を主戦場としているため、他の地域では苦戦を強いられることも考えられますが、店舗におけるオーナーの裁量権が大きいため、経営手腕を発揮することで、地域の「お気に入りのお店」として浸透させることができれば、かなりの売り上げを期待できるでしょう。

また、加盟店のオーナーの不利益を極力減らす契約内容となっているため、そのことが巡り巡ってフランチャイズ店舗の経営に貢献し、売り上げを伸ばすと予想されます。

8. コンビニ「ポプラ」のフランチャイズで独立開業する方法

ポプラへの加盟を検討した場合、ホームページかフリーダイヤルで株式会社ポプラ開発部にコンタクトを取りましょう。その後ポプラ開発担当者がオーナー候補者の疑問や不安にマンツーマンで答えてくれます。

店舗を出す物件をオーナー候補者が持っている場合には、そこが出店するにふさわしい場所かどうかを事前に調査します。物件を持っていない場合には、ポプラ側から店舗を紹介してもらうことができます。

ポプラのフランチャイズシステムについて開発担当者からの詳しい説明を受けた後、本部において開業する場合の計画内容や重要事項、資金計画などについての確認が行われます。

このような手続きを経て店舗の設計とレイアウトを行います。その間に社内審査が行われ、加盟の最終段階に入ります。営業責任者と顔合わせを行い、これまで開発担当者が説明してきた内容の再確認を行います。

この顔合わせから7日間以上を経た後に加盟の意思表示を行うと、いよいよフランチャイズ加盟契約を締結します。

契約を締結したら、本部研修店舗において運営システムの講義の受講・店舗オペレーションの実務研修を行います。この研修は15日間に及びます。開店前の最終ステップとなるので、ノウハウの習得に勤めましょう。

このような流れを経て開店となります。

9. まとめ

ここまで、ポプラの概要やポプラのフランチャイズに加入するメリットとデメリットについて解説してきました。ポプラは、業界初の違約金0システムを導入するなど、本部とオーナーの軋轢を回避するための契約内容になっていることがお判りいただけたと思います。

コンビニ「ポプラ」にフランチャイズ加盟を検討する際には、ここに書かれている内容をよく理解し、ポプラの特性をよく理解したうえで加盟を検討するようにしましょう。

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