フランチャイズ経営は浸透しつつありますが、コンビニや飲食店の印象が強い方も多いでしょう。しかし、最近はスポーツジムに関してもフランチャイズ経営の募集があります。スポーツジムの場合、在庫を抱えなくても良いなど、経営のしやすさが特徴です。今回はスポーツジムのLIVITOのフランチャイズについて、まとめました。
皆さんはLIVITOをご存知でしょうか? カタカナ表記で「リビト」という、スポーツジムです。名古屋や岐阜等にあり、これから伸びしろがあるスポーツジムです。そんなLIVITOがフランチャイズ経営者を募集しています。では、このLIVITOはどのようなスポーツジムで、どのようなメリットデメリットがあるのかを見ていきましょう。
1. フランチャイズ展開しているLIVITOの基本情報
まずはLIVITOの基本情報です。
店舗は3店舗あり、名古屋が本店です。そして四日市店と岐阜店があります。
LIVITOの由来は「Live+美+人」です。
ダイエットと言うと基本的に体重を減らすことに意識を向けがちになり、無理な絶食などをする人もいます。しかし、そのやり方で体重は減っても、美しく痩せることはできません。また、すぐにリバウンドをしてしまったり、病気になってしまう可能性もあります。それでは、せっかく痩せても幸せではありません。
LIVITOでは、無理がなく且つ美しく痩せる事に力を入れています。
ジムでの運動はもちろん、食事面もしっかり指導してくれます。
昨今は効果が絶大という事で、糖質を取らないダイエットが流行っています。確かに甘いお菓子を食べないようにすることに問題はないでしょう。しかし、白米等も全く食べないダイエットにはリスクがあります。そのようなダイエットは仮に成功をしても、また白米を食べるようになるとリバウンドする傾向にあるのです。
LIVITOでは、そのような極端な食事指導はしません。
取るべき栄養と減らす栄養の指導をしっかりと行っています。
ダイエットは基本的に、「食べたい」という本能に近い欲求を抑え込むところがあり、また運動も、慣れていないとトレーニングが辛く感じるでしょう。さらに、無理なくとはいっても、「好きなお酒を控える」「好きなスイーツは我慢する」という指導は行われがちです。
ダイエットに挫折しやすい原因は、そのような部分にあります。
その点、LIVITOではカウンセリングを実施。辛くて挫折してしまいそうな時に行う精神的なケアや、モチベーションコントロールでメンタル面もサポートしています。。
そしてトレーニング面では、筋トレはもちろんですが、有酸素運動も取り入れているので、非常に理にかなった指導を行います。筋トレは基本的に無酸素運動です。有酸素運動が良しとされる風潮もありましたが、やはり無酸素運動も必要であるということが立証されつつあり、その二つをしっかりと取り入れているので、ダイエット効果も大きい傾向にあります。
LIVITOは2カ月間のプログラムですが、料金はまとめ払いではなく月払い制のため、仮に事情があって行けなくなった場合でも損をしないのが、利用者側から見た魅力の一つです。
外観的にLIVITOはスポーツジムのような施設ですが、利用者の希望によってはプライベートルームも利用できます。そのため、「ダイエットはしたいけれど、他の人に見られるのは恥ずかしい」と躊躇している人にも行きやすいスポーツジムです。
もくじ
2. LIVITOのフランチャイズに関する口コミ・評判
まだ店舗が少ないため、LIVITOのフランチャイズ経営に関する口コミは集まっていません。検索をかけても全てが利用者側の口コミです。そして、これら利用者からの口コミは良いものが多いのが特徴です。
判断材料がそこまでないことに不安を感じる人も多いでしょう。しかし裏を返せば、このような始まって間もないフランチャイズに飛び込むことで、大きな利益を得られる可能性があるということです。
似たようなものに追従したほうがリスクは少ないかもしれませんが、大きく成功している人のなかには、新ジャンルに飛び込んで成功を収めている人も多くいます。
3. LIVITOのフランチャイズは儲かる? 年収は?
LIVITOのフランチャイズの年収についてはデータがありませんでしたが、一般的にスポーツジムで成功すると、粗利で900万円くらいと言われています。
そしてLIVITOでは「LIVITOライセンス開業パッケージシステム」というものがあり、高額な加盟金やロイヤリティを必要としないシステムを採用しています。
4. LIVITOにフランチャイズ加盟する4つのメリット
LIVITOのフランチャイズに加盟した場合のメリットを挙げていきましょう。
4-1. まだ加盟店自体が少ないので、大きく儲かるチャンスあり!
現在、LIVITOは名古屋本店を含め3店舗しかありません。まだ北海道、東北、西日本にはない状態です。ちなみに2018年12月現在のフランチャイズ加盟募集エリアは、東京、神奈川、千葉、埼玉、静岡、名古屋、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、岡山、広島、福岡です。
そして、LIVITOは利用者に大変評判の良いジムです。さらにフランチャイズ加盟店となれば、非常に話題になるでしょう。
4-2. スポーツジムなので在庫を抱えることがない
LIVITOに限らずですが、スポーツジムは在庫を抱える必要がありません。確かにスポーツジムの機材は必要ですが、食べ物のように賞味期限切れで廃棄処分しなければならないものもなく、売れない商品を抱える必要もありません。
腐らない物だったら保管するだけで良いと思いがちですが、実際はそんなに簡単ではありません。
例え腐らないものであっても、適切な状態を保つ手間は必要です。例えば、ずっと保管していたら埃を被りますので、清掃が必要です。長期保管をしすぎると未開封にも関わらず傷むこともあります。一つや二つならまだしも、販売在庫となると、その数も膨大です。だからこそ、在庫を抱える商売はバーゲンをしてでも売りさばくのです。
このようなこともあり、管理は手間もかかります。手間を省くべく人材を雇うと今度は人件費がかかります。
また、そのような大量のものを保管するとしたら、倉庫が必要になり、賃料を支払わなければなりません。
そのような手間が全て省ける点がスポーツジムの魅力なのです。
4-3. 需要が大きいので成功の確率が高い
日本人は食生活が豊かです。気持ちが赴くままに食べると太ってしまう人も多いでしょう。諸外国では太っている人が魅力的と言われる国もありますが、日本は痩せている人がもてはやされるところがあるため、若い女性を中心に痩せたい人が多いのです。しかし、その一方で男性はそこまでガリガリな女性を好まない傾向にあるという事も知られつつあります。
だからこそ、健康的に痩せられるスポーツジムは需要が高いのです。
もちろん、美を目的とする人以外にも需要があります。
40代以降になると健康に不安を抱く人が増えてきます。必要に迫られ、スポーツジムの門をたたく方もいます。
高齢者の人も、いつまでも健康でいるために運動をするべくジムを検討する人もいます。
幅広い世代の需要にマッチするので、成功の確率が高いのです。
4-4. LIVITOは高額なロイヤリティがない
フランチャイズ経営で一番の気がかりとなるのは、ロイヤリティです。しかし、LIVITOにはこのロイヤリティが無いのが大きなメリットです。
そしてスポーツジムは食品廃棄などもなく、粗利から差し引くものが少ない傾向にあるので、儲けが出やすいとも言えます。
5. LIVITOにフランチャイズ加盟する2つのデメリット
次に、LIVITOのフランチャイズ加盟のデメリットを見ていきましょう。
5-1. まだ店舗数が少なく、成功例を知ることができない
先ほどメリットにも挙げたことですが、その一方で成功例が少なく、未知数であるところが多いことが難点です。
確かに未知のところに飛び込むことで成功を収める可能性があります。しかし成功例が少ないという事は手探りとなる可能性も高いという事です。
そのため、ハイリスクであるという事実も否めません。
5-2. 立地の良いスペースを準備する必要あり
スポーツジムは休日に行く人もいますが、その一方で会社帰りに寄りたいという需要があります。そのため、立地は中心的な駅から徒歩圏で通える範囲が理想的です。また、最小でも60㎡くらいのスペースが必要です。もしビルなどの一室を使うとしたら、美容業、美容サロン、医療・健康関連が入っている物件の方が、相乗効果が期待できる傾向にあります。
開業資金が潤沢である、すでに相続などでそのような土地や部屋を持っている場合なら大きなデメリットにはなりませんが、そうでない場合は場所を準備するのに費用がかかります。
6. LIVITOのフランチャイズ条件・契約内容
契約内容を見ると、LIVITOはコンビニなどによくあるフランチャイズではなく、ライセンス契約となっています。
そのため、よくあるロイヤリティの支払いがありません。のれん分けに近いように思われますが、必要なサポートはしっかりとあります。
トレーナーの育成や店舗内のレイアウトなどは、スポーツジムに詳しくないと難しいところがありますので、そのサポートがあるのは安心です。
そして、直営店でしっかりとしたトレーニングを積むことができるので、いきなり開業ではない点も安心です。
トレーニングジム経営というと、経営者は元スポーツ選手である場合が多いイメージがあります。まさしくそうである人はもちろんの事、スポーツに親しみがない人もLIVITOは問題なく開業することができます。なぜなら、開業した時に自分がトレーナーになることができ、またトレーナーを雇っても良いからです。
また、コンビニのフランチャイズでは、夫婦や家族等複数人で申し込む必要がある契約が多いですが、LIVITOであれば一人でも開業できます。
7. LIVITOのフランチャイズの将来性は?
スポーツジムは、運動が苦手な人には非常にハードルが高いものです。
「プログラムに自分はついていけるのだろうか?」と不安を抱いている人も多いでしょう。
そこで「無理をせずにダイエットができる」スポーツジムは、多くの人の需要にこたえているサービスと言っても良いでしょう。
そして、少子高齢化社会であっても多くの世代の需要を網羅しているので、極端に客足が減るリスクも少ないと予測できます。
これらの観点から、スポーツジムは将来性の高いものであると言えるでしょう。
8. LIVITOのフランチャイズで独立開業する方法
LIVITOはこれから成長していく企業ですので、コンビニのフランチャイズに比べると、ネット上でそこまで情報は出揃っていません。
そのため、ネットであれこれと調べるよりは、直接LIVITOの説明会に出向いたほうが確実です。
説明会は決められた日にちではなく、随時行われるので、電話で問い合わせをしましょう。
また、ライセンス店開業支援に関する申込みや問合せは、ネット上でできるようになっています。
9. まとめ
まだまだ成長過程にあるスポーツジムですが、経営のしやすさや需要の高さから、非常に望みがあるフランチャイズ経営です。
フランチャイズ経営をお考えの方は、ぜひLIVITOのフランチャイズ加盟を検討してみてはいかがでしょうか?