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「ファミマのフランチャイズ加盟で起業するには」

脱サラしてコンビニの経営をしたいと思ったことはないでしょうか。ファミマのフランチャイズに加盟した場合、どんなシステムで事業が進んでいくのでしょうか。ファミマにフランチャイズ加盟するための手順や開業後についてまで、詳しく説明します。

「脱サラして、家族でファミマの店舗経営をしたい」と思った時、自己資金はどれくらいかかるのか、小売経験がない人でもファミマのフランチャイズに加盟できるのかなど、ファミマで起業するために役立つ情報や、ファミマ経営でどのくらい収入が得られるのかなどを解説します。

1. フランチャイズ展開しているファミリーマートの基本情報

3大コンビニエンスストアの中の1つであるファミマ(ファミリーマート)は、国内の47都道府県全てに店舗を構えています。ファミマは、海外でもアジアを中心に国内の店舗を超える1万店以上とどんどん店舗数が伸びています。

また、1999年より共同のATM設置のための共同出資の株式会社イーネットをCVSチェーン4社、金融機関10行など25社と設立しており、「E-netATM」のATMと「@BANK」を設置しました。これにより、コンビニ内で対応可能になる金融機関が多くなったのです。

ファミマの特徴として「Tポイントカードが使えてTポイントが貯められる」ということがあります。貯まったポイントは、全国にあるTカード提携店はもちろんですが、ファミマの商品と交換することができるのです。

また、ファミマでは「ファミリーマートコレクション」という名前で、約400種類以上の商品をプライベートブランドとして展開しているのも特徴です。

ファミリーマートコレクションは、「レギュラーライン」と「プラチナライン」の2つのブランドから成っています。

レギュラーラインはお惣菜から日用品など、日々の生活で使う身近な商品が揃っています。

プラチナラインではちょっと高品質な商品を提供していて、素材や製法など細かなグレードにこだわっています。プラチナラインの商品は、自分へのご褒美やちょっとした贅沢な時間のための商品を提供するようになっています。

2. ファミリーマートのフランチャイズに関する口コミ・評判

ファミマでのフランチャイズに関する口コミをご紹介します。

・子どもの頃から自分のお店を持つことが夢だったのですが、ファミマのフランチャイズ加盟のことを知り、チャレンジしたくなりました。ファミマを選んだのは、ファミマ本部の担当者がとても親切に接してくれたことや、同じ視点に立って親身にアドバイスをしてくれたので、「この先も対等に仕事ができそうだな」と感じたからです。

・ファミマの店舗経営は、努力したことがすぐに数字に現れることが面白く、毎回報われた感じがします。アルバイトスタッフとともに一丸となって努力した結果が出た時は、本当にやりがいがある仕事に携われたと嬉しく思います。最近は、スタッフの教育にも力を入れており、アルバイトだけでも安心してお店を任せられるようになってきました。

・もともとファミマでバイトをしていたのですが、バイトを5年続けた時に、当時のバイト先のオーナーが「独立してみたらいいのに」と勧めてくれたことをきっかけに、ファミマのフランチャイズ加盟に興味を持つようになりました。

新店舗のオーナー募集がたまたまあったので、思い切ってチャレンジしたのですが、そこからは走り続けました。

ファミマのフランチャイズ加盟での独立は、サポート体制もとてもしっかりしており、ファミリーマートの本部のスタッフが、1週間に1度相談に乗ってくれる時間もあるため、とても心強いです。

3. ファミリーマートのフランチャイズは儲かる?年収は?

ファミマのオーナーはフランチャイズ本部と契約をすることになります。しかし、オーナーは独立した個人事業主となります。

ファミマオーナーの年収は、だいたい500〜700万という人が多いです。この金額は、夫婦でなど家族経営をしている人たちの合わせた年収であることが多く、1人でオーナーをする場合、金額も変わってきます。

店舗の立地によっても収入は上下しますが、少ない店舗だと年収300万というところもあり、多い店舗だと1,000万円を超えるところもあります。

ファミマオーナーの年収は、収入から支出を引いた金額になります。

収入は、商品の売上、本部からの補助、支出は商品原価(仕入れ値)、人件費、光熱費、清掃代、レジ袋などの備品代など含めた店舗運営費、そして本部へのロイヤリティ になります。

収入や支出はオーナーによって変わってきます。どのように商品を売り切っていくか、在庫をあまり抱えないようにするかなど、オーナーの工夫で売り上げも違ってくるのです。

4. ファミリーマートのフランチャイズで独立開業する3つのメリット

ファミマのフランチャイズで独立開業するメリットをご紹介します。

4-1. 小売経験がないけどチャレンジ出来る

「ファミマでフランチャイズ契約して、ファミマオーナーとして独立したい!」と思っても、「小売業の経験がないので不安」と思う人も多いでしょう。

しかし、ファミリーマートには「インターン社員独立制度」というものがあり、給与をもらいながらファミリーマートの直営店で半年~1年間店舗経験を積んでいくので、1人でも安心して独立開業出来る制度があります。

インターン社員独立制度は、債権債務上の連帯保証人が必要ですが、契約者単独でのフランチャイズの契約が可能です。

◆インターン社員独立制度の条件

①開店時の年齢が20歳~55歳未満

②店舗勤務半年~1年間の間に独立

③店舗勤務期間中にSSTファミマトレーナー以上の資格を取得しなくてはならない

④本部の審査や面接に合格

4-2. コンビニでの勤務経験がない人も安心

「コンビニでアルバイトをしたことがないのに、ファミマのフランチャイズ加盟で独立が目指せるの?」と心配になりますよね。

ファミマでは、直営店長として働きながら、独立に向けて店舗経営の経験を積むことが可能です。ファミマは、独自のマニュアルやストアスタッフトータルシステム(SST)というスタッフ育成システムが整っています。

ファミマの店舗勤務期間中は、このストアスタッフトータルシステムによって、コンビニ勤務経験がない方でも作業手順から細かく教えてもらいながら、最終的にはストアスタッフのトレーニングや店舗経営までを学んで行きます。

◆ストアスタッフトータルシステムについて

ストアスタッフトータルシステムとは、ストアスタッフを段階的に、かつ効率的に育成する、ファミリーマート独自の育成システムのことです。

・楽しませること

・報いること

・集めること

・育てること

この4つの柱を中心に、ホスピタリティ溢れる職場を実現し、ファミマスタッフ全員の参画意識を強化することで、店長は店舗の経営に集中することが出来るというシステムです。

4-3. 家族でコンビニ経営をするサポートシステムがある

家族でコンビニ経営をしたいという人は多いですよね。そんな家族経営を目指す人を、ファミリーマートは手厚くサポートしてくれます。

「家族加盟促進制度」を利用する場合は、必要資金を抑えてファミマのフランチャイズへの加盟が可能になります。さらに、店舗経営をするためにお引越しが必要になったときも、引越し費用の一部を支援してくれるというサポートもあります。

5. ファミリーマートのフランチャイズで独立開業する2つのデメリット

ファミマにフランチャイズ加盟して独立開業する際の、2つのデメリットをご紹介します。

5-1. 契約期間が10年

ファミマにフランチャイズ加盟することになったら、契約期間が発生します。ファミマの契約期間は10年です。

この10年間は、売上不振だからといって辞めることは出来ません。さらに、良いスタッフが入らなくてもコンビニエンスストアなので毎日お店を開けなければなりません。

ファミマに限らず、フランチャイズには契約期間が発生しますが、ファミマは10年という縛りが発生することも覚えておきましょう。

5-2. ロイヤリティの支払いが35%

ファミマは、営業総利益から35%をロイヤリティ(Royalty)として支払わなければなりません。

ロイヤリティとはもともとは特許権や著作権などの使用料の意味で使われていますが、ファミマなどのフランチャイズ加盟の場合、ビジネス本部に対して支払う対価の事をロイヤリティと言います。

ファミマにフランチャイズ加盟した場合、本部がこれまでに投資して培ってきた業務ノウハウやシステム、人的リソース、流通基盤、商標(看板)、特許などを借りることになります。そのファミマの傘下で、これらの権利全てを利用させてらいながら事業をやっていくことになります。この権利は、事業全般に関するサポートにも繋がります。そのため、これら全部の権利を受ける代わりに、売上の中から対価としてのロイヤリティを、本部や企画元会社に支払っていくようになります。

ロイヤリティが35%というのは、売上が少なくても支払わなければならないため、状況によってはかなり大きなデメリットになります。

6. ファミリーマートのフランチャイズ条件・契約内容

ファミマのフランチャイズ条件や契約内容をまとめましたのでご紹介します。

加盟金

50万円

開店順手数料

100万円

元金としての入金額

150万円

24時間営業奨励金

開店から5年間6〜10万円/1ヶ月

店舗運営資金

120万円/1年

水光熱費

年間で360万円未満のうちの9割は本部が負担してくれる

廃棄ロス

・開店〜4ヶ月助成対象商品8割は本部負担

・5〜12ヶ月助成対象商品5割は本部負担

・13ヶ月以上

・10〜30万円10%本部負担

・30〜50万円50%本部負担

・50万円以上15%本部負担

本部フィー(開店から5年以内)

・300万円以下 59 %
・301〜450万円以下 60%
・450万1円〜 66%

 

ファミマでフランチャイズ加盟して店舗運営をしていくと、上記のような条件になり、経費負担が軽減されることと、本部のフィーへの支払いが発生します。

7. ファミリーマートのフランチャイズの将来性は?

日本でのコンビニ市場は規模を拡大しています。流行に左右されない商品も多数あるため、しばらくはほかのフランチャイズビジネスにはない安定感があるでしょう。

ファミマにフランチャイズ加盟して独立することは、脱サラした人で事業経験がない人も、本部の指導によって事業がスムーズに進められるというメリットがあります。

独立起業後も本部から継続的に経営指導や指導など、サポートを受けることが出来るので、安心して事業に望むことが出来ると言えるでしょう。

8. ファミリーマートのフランチャイズで独立開業する方法

ファミマでフランチャイズ加盟して独立するためには、フランチャイズ加盟料、加盟金が必要になり、最低でも手元に300〜400万の自己資金を用意する必要があります。

ファミマでフランチャイズ経営して独立する場合、方法は4種類あります。

・ファミリーマートが土地と建物を用意する場合(契約時必要な資金は300万円)

・内装設備工事費をファミリーマートが負担する場合(営業総利益により48~65%)

・自分で土地と建物を用意する場合(契約時の必要資金は300万円)

・店舗内装設備工事費を全額自己負担する場合(本社の取り分は営業総利益の35%)

・その他、ストアスタッフ募集や許認可申請などで、別途50万円程度。

これらのお金を用意できる人でなければ、独立開業することは難しいでしょう。

9. まとめ

ファミマでフランチャイズ加盟して独立することについての要点をまとめてみました。ファミマでフランチャイズ加盟するということは、本部が推奨する仕入先から仕入れた商品を安定して供給してもらえるようになりますので、様々な事業リスクを減らすことが出来ます。

個人では難しい販売促進活動も可能となります。

ファミマのフランチャイズ加盟をして独立起業したならば、本部へロイヤリティを支払うことにはなりますが、脱サラした後にファミマと同等クラスの店舗を1から構えると思うと、かなりの労力になります。

ですから、フランチャイズ加盟をすることは、独立を目指す人にとっては大きなサポートとなるでしょう。

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