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脱毛サロンの開業資金と黒字経営に成功するコツまとめ

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脱毛サロンを開業するには、絶対必要な資格はありませんが、初期費用やランニングコスト、物件の立地条件、黒字経営に成功するノウハウなど、事前に知っておくべきポイントが複数あります。 美容への愛着と経営の手腕が強く求められるビジネスです。

脱毛サロンを開業するには、初期費用やランニングコスト、経営を軌道に乗せるうえで重要なポイントを把握しておくことが大切です。世間では美容への関心が高く、話題になるサービスも多岐にわたっているため、脱毛サロンの経営は要点をとらえて行うことが以前よりも重要になっています。

本記事では脱毛サロンの開業資金やその調達方法、最適な物件のポイントや経営上の注意点など、開業前に必要な知識を紹介します。

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1. 脱毛サロンの開業資金

脱毛サロンの開業資金は、初期費用とランニングコストに分けて考えましょう。初期費用に関しては内訳も計算しておくことが大切です。

1-2. 初期費用と内訳

脱毛サロンの開業は自宅と賃貸物件の2パターンにわかれますので、ケース別に想定される内訳と合計費用を紹介します (万単位) 。

 

不動産契約料

内装 (家財道具含む)

広告宣伝費

脱毛機器費

消耗品費

合計

自宅

0

20

30

30~50

8~10

88~110

賃貸物件

36~120

20~200

30

30~50

8~10

124~410

自宅で開業する場合と比べて、サロン経営のために賃貸物件を借りると家賃の半年~1年分の契約料がかかります。表では6~10万円の家賃を想定しています。内装だけでなくサロン経営に必要な照明器具、家具、洗濯機、施術ベッド、冷蔵庫、エアコン、道具入れ用のワゴンやドレッサーなどの家財道具の費用もかかります。

例外的に、最近までエステサロンが入っていたという居抜き物件では内装費が大きく抑えられる可能性があります。近くの不動産会社に連絡し、近辺に該当する物件がないか聞いてみるといいでしょう。

1-3. ランニングコスト

ランニングコストは開業資金とは別で、運営にあたり必要な経費です。家賃、光熱費、機材や道具のメンテナンス・交換費用、宣伝費、通信料、人件費などがこれに該当します。

特に業務用脱毛器は中古だと1ショットで電気代が約10~30円かかるものが多いです。しかし最新型であれば1ショット約0.1~0.6円程度しかかからずお得で、ランプ・カートリッジの交換頻度も少なく安く済ませられます。脱毛器選びはランニングコストも見据えて行いましょう。

2. 脱毛サロンに必要な開業資金の調達方法

開業資金の調達は貯金の利用、銀行などから融資、独立開業支援制度の利用が主に考えられます。

しかし、初めて開業をする人が銀行から融資を受けるのはハードルが高いです。銀行は申請した相手が融資にふさわしいかを過去の実績で判断するからです。その場合、独立開業支援制度を利用するのがいいでしょう。

日本政策金融公庫では「女性・若者・シニア起業家資金」という制度が設けられています。借入れの条件は事業開始から7年以内です。30歳未満か55歳以上が基本的な対象ですが、女性の場合は年齢を問わず利用できます。

日本政策金融公庫は政府による完全出資で運営しており、特段の事情がない限り固定金利・無担保・無保証人での借入れが可能です。貸付の条件は審査内容に左右されるので、詳細は日本政策金融公庫のホームページでチェックしましょう。

ほかにも自治体による制度融資では、信用保証協会が保証人となり、市区町村に保証料や金利を負担してくれます。国や地方自治体から返済不要の助成金をもらうという方法もあります。ビジネスローンは金利が高い代わりに最短1日で融資が成立します。 脱毛機材などの導入時にクレジットやリースの契約を行う選択肢もあります。

3. 脱毛サロンに最適な物件の選び方

3-1. 4つのポイント

・来客を想定した立地条件

お客さんの来客時間や店に来るまでの道のりや目的などの情報を整理し、顔の知れたお客さんが来やすい場所に立地を設定しましょう。

物件選びの段階から来て欲しいお客さんのタイプを絞りましょう。それに基づいて候補地周辺の環境や人通りをチェックし、狙っていたお客さんが多く集まりそうな場所に決めてはどうでしょうか。

・条件の優先順位を絞る

物件は面積、家賃、築年数、最寄り駅などからのアクセス、設備など様々な条件があります。条件を絞りすぎると、かえって物件を選べない可能性があります。条件に優先順位をつけて、候補から最も理想的な物件を選びましょう。

・不動産業者選びにも気を配る

不動産業者は一般的な住居を扱っている人よりも、事業用の物件に強い業者を選びましょう。もちろん、業者本人には複数を回っていることは、敬遠されないようにする意味でも伝えないようにしましょう。

業者によりおすすめの物件は異なるため、様々な観点から理想的な物件を判断する目的のため複数の業者に相談することが重要です。

・競合店の近くはなるべく避ける

物件選びの際は、近隣に同じ脱毛サロンがある場合、なるべく避けた方が無難です。お客さんは近くに別の脱毛サロンができても、通い慣れや実績を理由に既存の店を選びがちです。

目当ての物件がある際は、周辺に既存の脱毛サロンがないか、地図などから情報を得ることが大切です。

3-2. 契約時の注意点

物件契約時には、契約内容や予算を厳重にチェックしておきましょう。契約時は保証金 (敷金) 、礼金、仲介手数料、共益費および管理費、前家賃、保険料、保証料がかかります。

保証金は開業の場合、家賃の半年~1年分、礼金がある場合は1~2ヵ月分が相場です。保険料は火災保険が必須である場合が多いです。保証料は家賃保証会社や払い、家賃滞納があった場合、保証会社に立て替えてもらえます。

4. 脱毛サロンのような店舗ビジネスで黒字経営するコツ

脱毛サロンに限らず、店舗ビジネスで黒字経営するには大切なポイントがあります。主に以下の2つが当てはまります。

4-1. 月々のランニングコストから売上目標を定める

機材のリース代、物件の家賃、人件費など月々のランニングコストから、どれだけ売り上げれば初めて黒字になれるか (損益分岐点) を把握し、達成できるようにプランを練りましょう。

脱毛サロンは販売業や飲食業と比べ必要な従業員の数が少なくランニングコストが低くなります。1人で脱毛エステを切り盛りする場合は、30%以上の利益率も見込めます。

基本的に家賃や機器のリース代の固定費は売上の20%以内に収めることが大切です。ランニングコスト見極め無駄を省きつつ、利益を高めるプランの実践が重要です。客数、客単価、営業日数を基準に売上を想定し、利益を見込むといいでしょう。

自宅で脱毛エステを経営している場合はランニングコストに家賃が含まれず、損益分岐点が低くなりやすいですが、その分黒字が出ても生活するうえで充分な収益にならない可能性もあるので、客数、客単価、営業日数からなる利益計算はより慎重に行う必要があります。

4-2. 資金計画の目安を知る

脱毛サロンの経営における資金計画の目安は以下の4つです。

・目標売上高は固定費の5倍

・想定利益額は売上の20~30%は確保

・変動費は売上高-固定費-利益額で計算

・1人あたりの客単価×来客数×営業日数からも売上を想定

毎月黒字で健全な経営を続けるには以上の4つのルールを守りましょう。

5. 脱毛サロンの開業に成功した事例と年収

脱毛サロン開業の成功例を紹介します。紹介するのは全て有名企業のフランチャイズ開業によるものですが、それ以外の形式で開業する人でも実践できるポイントがありますので参考にしてください。

5-1. 開業3ヵ月、革新的脱毛マシンを武器に月商1200万

https://entrenet.jp/dplan/0002478/?vos=nyenaftea

こちらの経営者は直営サロンのノウハウを応用し、1ヵ月で300人以上の集客を実現しました。脱毛マシンにもこだわり、最先端である「バイマッハ」を採用したことが大きな評判につながったそうです。最先端脱毛マシンは痛みも少なく、短い時間で施術が終わるため、回転率が高まり、店舗の集客力を引き立てました。

<h3>5-2. 子どもでも痛くない脱毛機器で年収700万円超

https://entrenet.jp/dplan/0002503/?vos=nyenaftea

脱毛サロン「Dione」のフランチャイズ店舗です。3歳の子どもにあてても痛くない脱毛機器を決め手とし、大手美容・化粧品メーカーの商品の売上でも収益を挙げています。とある開業例では、月の利益が60万円以上になり、年収に換算すると700万円を超えます。

5-3. 低額開業で最高年収1,320万円の脱毛サロン

https://entrenet.jp/dplan/0002137/?vos=nyenaftea

高品質ワックスの低価格提供やあらゆる毛質でも脱毛できる技術など、恵まれたサービス内容に加え、セット売りにこだわらず都度払いにも注目したメニューで多くのお客さんを呼び込んでいます。東北エリアでの開業例では年収1,000万円を超えたプランもあります。

6. 脱毛サロンの開業に必要な資格・許可

脱毛サロンは、開業に絶対必要な資格や免許はありません。学歴や年齢制限も関係なく、未経験から安定した収益をあげるケースもあります。

しかし、開業したエステサロンのうち9割が3年以内に撤退しているというデータがあり、膨大な美容知識や経営のノウハウがなければ開業しても苦戦すると考えられます。

脱毛サロンのサービス展開のいろはを学ぶのに有用な資格もあります。「認定美容脱毛エステティシャン資格」、「認定電気脱毛士」などは取っておくといいでしょう。

7. まとめ

脱毛サロンを開業するには、初期費用やランニングコストを想定しておくことが大切です。資金の調達方法は貯金からどれだけ出すか、どのような開業者支援制度を利用するかで変わります。

開業には物件選びも重要です。想定するお客さんのタイプから当てはまる人が多く通りそうな場所であったり、家賃の安さや恵まれた設備など、自身の理想を意識した条件に基づいて選ぶことが大切です。

開業後もランニングコストを計算し、黒字経営を出せるようプランを確立させましょう。脱毛サロン開業に絶対必要な資格はありませんが、美容への愛着と経営のノウハウを充分に得ていることが大切です。

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