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【フランチャイズ経営】tsutayaで始めるメリット・デメリット

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確立された経営のノウハウを使って事業を始められるTSUTAYAのフランチャイズ加盟は、比較的柔軟なルールと、インターネットでできないことをウリにする大型店出店が注目されています。

TSUTAYAのフランチャイズ加盟のメリット・デメリットについて解説していきます。

レンタルビデオ店として有名なTSUTAYAですが、その中でも代官山のT-SITEなど、レンタルショップだけでない付加価値店舗が注目されています。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)を本部としてフランチャイズ展開しており、地元企業などの法人がフランチャイズ加盟して出店し、業績を上げています。

インターネットではできない顧客価値の高い店作りのノウハウを利用できることが魅力ともいわれる、TSUTAYAへのフランチャイズ加盟について紹介しましょう。

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1. TSUTAYAのフランチャイズに関する評判・口コミ

TSUTAYAでは、コンテンツの見極めや販促ツールの利用など、ブランド力を生かした経営のためのサポートが充実しています。

Tカードなどのポイントカード事業の草分け的な存在でもあり、データを活用したマーケティング事業も行っています。

そんなTSUTAYAですが、フランチャイズ店にありがちな堅苦しいルールは比較的少なく、「時代の変化に対応したお客さんが来たくなる店作り」を推奨しています。ノウハウを押し付けることはあまりなく、フランチャイズ加盟企業への対応も柔軟です。

TSUTAYAのノウハウを土台に、地元にあった事業展開を望むオーナーにもフィットするフランチャイズ形態だと言えるでしょう。

2. TSUTAYAのフランチャイズは儲かる?年収は?

フランチャイズ加盟の事業形態は、儲けを保証するものではありませんから、儲けはケースバイケースです。

やはり気になるのは、ロイヤリティを支払って儲けが出るのかというところでしょう。

TSUTAYAでは、①レンタル部門のみの店舗、②CD販売やBOOK、ゲーム、リサイクルなども含むフルアイテムの店舗の2つの店舗形態があります。

公式サイトの投資概算によると、レンタル部門のみの場合で1億1,000万円の投資で月間総売上1,500万円、フルアイテム店で4億5,000万円の投資で月間総売上6,000万円が想定されています。

各アイテム別に加盟金がかかり、取り扱えるアイテムが多いほど加盟金や開店準備金の額も大きくなります。

開店準備金は、インストラクターの派遣費用です。

<レンタル>

加盟金300万円、開店準備金40万円、開店後のロイヤリティはレンタル売上の5%

<CD・DVDセル>

加盟金100万円、開店準備金20万円、開店後のロイヤリティはセルの売上2%

<BOOK>

加盟金50万円、開店準備金20万円、開店後のロイヤリティは本の売上の1%

<ゲーム>

加盟金50万円、開店準備金10万円、開店後のロイヤリティはゲーム売上の1~3%

ゲーム本体、ソフト、リサイクルなどによってロイヤリティに違いがあります。

レンタル部門のみで月間売上が1,500万円あった場合、ロイヤリティに75万円、ほか諸経費を差し引いた収益が見込めます。

3. TSUTAYAのフランチャイズで独立開業する5つのメリット

3-1.  TSUTAYAのブランド力を利用できる

TSUTAYAはレンタル事業の草分け的な存在で、1,300店舗を超える最大チェーンを持っています。

さらに付加価値を高めた新しいスタイルの大型店舗もオープンさせており、インターネットではできないことができるTSUTAYAのフランチャイズを獲得することでのメリットは大きいでしょう。

3-2. コンテンツの見極め運営のノウハウが確立している

レンタル事業では、どんなコンテンツを仕入れ、重点を置いて広告で推していくのかが売上を伸ばすポイントになりますが、TSUTAYAではコンピューター解析を使った発注代行が可能なので、月600タイトルのDVD作品、2,000タイトルのCDの中から最適な補充ができます。

また、老舗レンタルショップとしてのノウハウ、大規模チェーンの利点を生かした運営のノウハウを活用することで安定経営が見込めます。

チェーン店ならではの、見栄えの良いポップや店内オリジナル放送などのツールもそろっているところも魅力の一つでしょう。

3-3. 商圏調査・マーケティングデータに強い

TSUTAYAのフランチャイズ本部であるCCCは、「企画会社である」と社長自らが語るようにデータを活用し、時代の変化に対応していく企業がコンセプトです。

ポイントカード事業のTカードで獲得したデータを商圏調査に活用、徒歩、自転車、自動車での10分圏内の顧客分析を出店候補地選定や店舗運営に生かしています。

また、1,300店舗の情報が迅速に集約できる「TSUTAYA NAVI」というウェブシステムは、サービスの申込みや注文が速やかにでき、ニーズにタイムリーに応える経営に役立っています。

・時代の流れを読んで、生活スタイルを提案する。

・インターネットではできないことができる行きたくなる店。

こうした安定経営につながる店作り、経営ノウハウを提供できる体制を整えています。

3-4. スタッフの研修がしっかりしている

TSUTAYAでは、教育機関「TSUTAYA COLLEGE」があり、階層別に段階的に必要なスキルを身につけられるようになっており、実際の店舗を使ったOJTの受講で、サービス向上のための研修が整う仕組みが作られています。

お店の開店準備では、専属インストラクターの派遣を受けて研修を行うことができますから、万全の体制で店舗をオープンさせることができます。

アルバイト教育も併せて受けられますし、店舗がオープンしてからも支援を受けられるので、人的なサービスの質が保てます。

座学と実際の業務体験で教育する研修方法が確立されているのです。

3-5. スタバとの併設がしやすい

TSUTAYAでは、スターバックスとの提携により「BOOK&CAFE事業」を行っています。

買い物中の休憩スポット、日常的なお出かけスポット、散歩途中の立ち寄り場所としても、「書店+レンタルショップ+カフェ」というのは魅力的です。

書店事業では、売れなかった本を返品できるシステムがあるため、立ち読みで終わってしまう書籍があっても損失が出にくい面を持っています。

もし、立ち読み目的のお客様が多くても、カフェやレンタルで収益が見込めますし、来店があることで徐々に書店での利益も上がるようになるでしょう。

4. TSUTAYAのフランチャイズで独立開業する3つのデメリット

4-1. 募集が法人中心で個人の独立開業には不向き

フランチャイズ本部のCCC公式サイトに、「募集は法人のみ」としています。

そのため、個人が独立開業に向けてTSUTAYAのフランチャイズに加盟申込みをするのは難しいでしょう。

4-2. 出店投資にある程度の資金が必要

加盟金や開店準備金として支払う額は、法人としてはムリのない範囲だと思われますが、店舗の確保や改装にはそれなりの資金が必要になってきます。

公式サイトの投資概算のモデルをみてもわかるように、都心のビルトイン型60~140坪で1億1,000万円、郊外型フルアイテム型で4億5,000万円の投資額を想定しています。

4-3. ロイヤリティを支払い続けなくてはならない

ノウハウやシステム、社員教育など、安定経営に欠かせないフランチャイズ加盟と引き換えに、売上の1%~5%をロイヤリティとして払い続けなくてはなりません。

CCCは、ルールが柔軟ですし、独自の経営色が高まって来た場合には、ロイヤリティに不満を感じるかもしれませんが、フランチャイズとしては仕方のないことでしょう。

5. TSUTAYAにフランチャイズ加盟する方法

TSUTAYAにフランちゃいす加盟するにはまず、「カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 TSUTAYAカンパニー FC本部 開発部 戦略営業」に直接問い合わせてフランチャイズ契約を検討しましょう。

CCC公式サイトに、問い合わせ窓口となる電話番号などが紹介されています。

https://www.ccc.co.jp/info/fc/index.html#fc03

事業コンセプトや業態、必要資金など、具体的な内容についてはケースごとに違ってきますから、直接電話をかけて相談するところからスタートします。

ある程度の事業規模が保てる事業者対象としていますから、TSUTAYAフランチャイズに加盟するには

・法人事業者などある程度の事業規模・資金力が必要

・ドミナント出店(複数出店)の見通し

以上のようなハードルをクリアできることが必要になってきます。

6. まとめ

・TSUTAYAはブランド力・ノウハウ・データ活用で安定経営が見込めるフランチャイズ。

・法人事業者のようにある程度の資金力が必要。

・柔軟なフランチャイズ契約や来店したくなる店づくりに力点を置くところに将来性がある。

資金力のない個人の独立開業には向きませんが、新規事業を考える法人の事業戦略として魅力を持ったフランチャイズといえます。

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