フランチャイズに加盟してポップコーン店を独立開業する方法についてまとめました。ポップコーン店は開業のための初期費用が安いといったメリットがありますが、一方で業務形態によっては、天候に左右されやすいというデメリットもあります。
フランチャイズに加盟してポップコーン店を独立開業するには、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
本記事では、ポップコーン店のフランチャイズに加盟して独立開業する場合の流れや、注意しておきたいことをわかりやすく解説します。
もくじ
1. フランチャイズ募集しているポップコーン店一覧
最初にフランチャイズ募集しているポップコーン店を3つ紹介します。ポップコーンのフランチャイズは全国にたくさんありますが、自分に合った店を選ぶようにしましょう。
ジェリーズポップコーン(Jerrys Popcorn)
ジェリーズポップコーンは、株式会社ジェリーズポップコーンが運営するフランチャイズです。2009年の創業以来、100以上の加盟店を持っています。
ジェリーズポップコーンの特色は、さまざまな種類のフレーバーです。スイーツ系、ソルト系、プレミアム系があり、合計で30種類のフレーバーの中から選ぶことができます。そのため、1つの店でいろいろな味を楽しむことができるでしょう。
フランチャイズ加盟は153万円からできます。ほかのフランチャイズ事業と比較して、かなり低コストです。そのため、1人での開業はもちろんのこと、夫婦や友人で開業することも可能でしょう。開業方法は、イベント会場や大型商業施設、軽ワゴンを利用した移動販売など、さまざまな形態から選ぶことができます。土日だけの営業や短期の営業もできるので、自分に合った方法で営業が可能です。
ポップントミー(POP’N TOMY)
ポップントミーは、愛媛県松山市にあるフランチャイズです。サクッと香ばしいポップコーンをできたてアツアツで味わえるのが特色です。選べるフレーバーは全部で8種類あります。定番のキャラメル味やしお味に加えて、パンプキン味や赤リンゴ味などもあるので、家族みんなで楽しむことができるでしょう。
フランチャイズの加盟は57万円から可能です。ロイヤリティも発生しないので、安心して経営ができるでしょう。開業のための研修プログラムも用意しているので、ポップコーンの作り方などの基礎から学ぶことができます。営業時間や営業日時も自由に選ぶことができるので、副業としての開業も可能です。
トップスポップコーン
トップスポップコーンは、北海道函館市にあるフランチャイズです。函館市のほかにも名古屋市にも店舗があります。トップスポップコーンのポップコーンの特色は、10種類以上あるフレーバーソースです。
一番人気のキャラメルソースに加えて、バナナやストロベリー、フルーツミックスやガーリックバターしょうゆなど、さまざまなソースを用意しています。メニューも豊富で、通常のメニューに加えて、3種類のポップコーンを楽しめる「セレブリティセット」やプレゼントに便利な「ギフトセット」などもあるので、安定した集客が期待できるでしょう。
トップスポップコーンの加盟の初期費用については公開していませんが、ロイヤリティはかからないので安定した営業ができるでしょう。フランチャイズは、製造のみと製造と販売の2種類から選ぶことができます。
2. フランチャイズでポップコーン店を開業する3つのメリット
フランチャイズでポップコーン店を開業する場合には、以下のメリットがあるので覚えておきましょう。
低資金で開業できる
業種によっては、加盟金などの初期費用だけで1,000万円以上かかることがあります。銀行や信用金庫などの金融機関を利用して融資を利用して開業するオーナーも多く、開業後には返済のリスクを抱えながら営業しなければなりません。
ポップコーン店は、初期費用が安いのでおすすめです。自己資金だけで開業することも可能なので、借金による倒産のリスクなどの心配もありません。
短期間や短時間の経営が可能
フランチャイズ展開しているポップコーン店のほとんどは、短期間や短時間での経営が可能です。そのため、本業だけではなく、副業としてビジネスを始めたい人にもおすすめといえるでしょう。
短期間の営業でも本部によるサポートがあるので安心です。また、開業前には研修なども用意しているので、経営に必要なスキルを習得できます。
移動販売で経営ができるので場所を選ばない
フランチャイズの中には、移動販売車を利用して開業することも可能です。移動販売車は、販売場所をいつでも変更できるので、集客の多い場所をねらって営業できます。
また、ポップコーンは持ち帰り商品として販売できるので、食器を洗ったり、テーブルなどを用意したりする必要がありません。そのため、人件費をかけることなく経営ができるでしょう。
また、移動販売車の場合は、店舗の賃料がかからないのでランニングコストを下げることもできます。なるべくリスクの少ないビジネスを考えている人にはおすすめです。
3. フランチャイズでポップコーン店を開業する3つのデメリット
フランチャイズでポップコーン店を開業する場合にはデメリットについても知っておきましょう。主なデメリットとして以下のものがあります。
メニューなどを自由に決めることができない
フランチャイズに加盟する場合のデメリットの一つは、メニューなどを自由に決めることができないことです。
個人でポップコーン店を開く場合には、店のデザインからメニューまですべて自分で決めることができますが、フランチャイズの場合は、本部の指示に従わなければならないことがあるので注意が必要です。
初期費用がかかる
フランチャイズでポップコーン店を開業する場合には、初期費用にも注意が必要です。加盟金や契約金が発生するので、個人で開業するときよりも費用がかかる可能性があります。また、ポップコーンマシーンについても、本部指定のものを購入しなければならず、場合によっては通常のマシーンよりも割高になることもあるので注意しましょう。
移動販売の場合は天候のリスクもある
ポップコーン店を移動販売車で営業する場合には、天候のリスクもあります。雨の日や風の強い日が続くと、なかなか顧客が集まらず売上が伸びない可能性があるので注意が必要です。
また、季節によっても左右されることもあり、夏の暑い時期や冬の寒い時期などは売上が落ちる可能性があります。移動販売での開業を考える場合には、営業日や営業時間にも注意を払う必要があるでしょう。
4. フランチャイズでポップコーン店を開業する流れ
フランチャイズでポップコーン店を開業する場合には、以下の流れになるので覚えておきましょう。
・面談
フランチャイズ加盟を希望する場合には、最初に本部との面談があります。初期費用や経営方針についての説明を聞くことができるでしょう。わからないことや不安なことがあれば、加盟前に聞いておくことも大切です。
・契約の締結
本部とオーナーの両方が加盟に同意する場合には、加盟の締結をします。その際には、加盟金などの支払いが必要な場合もあるので事前に確認しておきましょう。
・研修と開業の準備
加盟を締結したあとは開業の準備です。フランチャイズによっては研修を用意しているところもあります。ポップコーンの作り方や経営のノウハウを身につけることができるでしょう。
・開業
すべての準備が整ったら開業です。フランチャイズによっては、開業後のサポートを用意しているところもあります。
5. フランチャイズに加盟してポップコーン店を独立開業する方法まとめ
フランチャイズに加盟して、ポップコーン店を独立開業する方法について紹介しました。
ポップコーン店は、低資金や短時間の経営が可能です。さらに、移動販売車を使用して経営ができるので、集客の多い地域をねらって開業できるのでおすすめのビジネスといえるでしょう。興味のあるかたは、ぜひフランチャイズ本部に連絡してみましょう。