フランチャイズや代理店でネットショップを開く方法についてまとめました。フランチャイズや代理店に加盟すると、本部によるノウハウを受けることができるメリットがあります。フランチャイズや代理店に加盟する場合の開業の流れを紹介しています。
自宅にいながら商売ができるネットショップは、新しいビジネスとして注目を集めています。ネットショップの中には、フランチャイズや代理店を募集しているところもありますが、加盟するとどんなメリットがあるのでしょうか。
今回は、フランチャイズ・代理店でネットショップを開くメリットやデメリット、ネットショップを開くための流れについてまとめています。ネットショップには興味があるものの、どのように開業するのがよいのか知りたいという人は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
もくじ
1. フランチャイズ・代理店募集しているネットショップ一覧
CCR
CCRは、大阪府堺市に本部を置くネットショップです。中国をはじめとする、海外からの輸入商品を専門にネット販売をしています。2009年の開業より順調に売り上げを伸ばし、2018年には10億円の売り上げを達成している人気のネットショップです。
CCRの取り扱う商品は、アクセサリーや服、パワーストーンやバッグなどが中心で、パワーストーンについては、300種類の天然石ブレスをそろえています。CCR独自の仕入れルートを持っているので、品質の高い商品を安く販売できるのが魅力です。25万円の初期費用で開業できるので、誰でも手軽に独立開業ができるでしょう。
L.A.Support(エル・エー・サポート)
L.A.Supportは、北海道札幌市に本社を構えるネットショップです。開業は2016年ですが、すでに直営店を1店舗、加盟店を2店舗構えています。L.A.Supportの特色は、パソコンやスマートフォンがあれば誰でも開業できること、ダブルワークでの開業も可能なことです。特別なスキルを習得する必要がなく、経営するための特別なソフトの購入などもないので、安心して事業を続けることができるでしょう。
L.A.Supportでは、無在庫での販売を行っているので、在庫を抱えるリスクがありません。わからないことや不安なことがあれば、「24時間のオンラインサポート」の相談もできるので、ネットショップの経営が未経験でも安心して始めることができるでしょう。
ICHIROYA
ICHIROYAは、大阪府富田林市に本部を置くアンティーク着物の販売店です。大正ロマンの帯や明治時代の手紡ぎの綿など、高品質の中古着物を扱っており、国内だけでなく海外での販売も展開しています。
ICHIROYAでは、アンティークの着物を海外向けに販売するネットショップの代理店を募集しています。50万円の初期費用から始めることができ、毎月のシステム使用料についても3~5万円と低くおさえています。海外でも人気の高い高品質の着物を販売するので、安定した売り上げを期待できるでしょう。
2. フランチャイズ・代理店でネットショップを開業する3つのメリット
フランチャイズや代理店でネットショップを開業することには、3つのメリットがあります。開業を検討するときには参考にしてください。
空いた時間を使って運営ができる
店舗型のフランチャイズの場合は、営業日や営業時間が決まっています。オーナーの都合による営業時間の変更ができません。そのため、仕事を持っている場合には、片手間で経営することは難しいでしょう。
一方で、フランチャイズや代理店のネットショップは、営業時間が決まっていないので、空いた時間を使って運営できます。仕事を持っている人でも、帰宅後にネットショップの運営ができるので、気軽に始めることができるでしょう。
低予算で開業できる
フランチャイズや代理店のネットショップを開く場合の初期費用は10~50万円です。
実店舗型では物件取得費や内装費、店舗の備品代などがかかりますが、ネットショップでは商品をストックするする倉庫があれば営業ができるので費用がかかりません。
なるべく小さなリスクで経営をした人には、低予算で開業ができるネットショップがおすすめです。
ネットショップの経営のノウハウを教えてもらえる
以前に比べてネットショップの開業は簡単にできます。販売する商品やサービスとホームページがあれば誰でも開業できるでしょう。ただし、ネットショップが増えたことにより、安定した売り上げを維持するのが難しくなっています。そのため、思うような収入を稼ぐことができずに閉店してしまう人もいるので注意が必要です。
フランチャイズや代理店のネットショップなら、ネットショップで成功するためのノウハウを教えてもらえます。そのため、安心して経営を行うことができるでしょう。
3. フランチャイズ・代理店でネットショップを開業する3つのデメリット
フランチャイズや代理店でのネットショップの開業には、デメリットもあるので注意しましょう。
顧客との接点がない
ネットショップではインターネットを利用して商品を販売するので、来店した人との接点を持つことができません。顧客との接点があれば、商品のメリットや使用方法などをわかりやすく紹介できます。しかし、ネットショップでは顧客と会話をすることができないので、商品を写真や説明で紹介することしかできません。商品の説明がわかりにくい場合には、なかなか購入してもらえないこともあるので注意が必要です。
返品のリスクがある
ネットショップでは、発送した商品の破損による返品のリスクがあります。輸送中による破損だったとしても返品に応じなければならず、場合によっては経営を圧迫する可能性もあるので注意が必要です。
加盟金やロイヤリティが発生する
フランチャイズや代理店としてネットショップの開業をすると、加盟金やロイヤリティが発生します。契約を結んだ業者によっても費用は異なりますが、売り上げの一部を本部に支払わなければならず、収益が減るというリスクがあるので注意しましょう。
4. フランチャイズ・代理店でネットショップを開業する流れ
フランチャイズや代理店でネットショップを開業する場合には、以下の流れになるので覚えておきましょう。
・資料請求をする
興味のあるフネットショップを見つけたら、まずは資料請求をしましょう。開業までにかかる初期費用や開業後の収支についての詳細な情報を知ることができます。
・説明会に参加する
ネットショップによっては、フランチャイズや代理店への加盟説明会を行っています。ホームページでは説明の日程を載せているところもあるので、興味のある人は積極的に参加しましょう。
・加盟契約を終結する
興味のあるネットショップに加盟をしたい場合には、本部に相談して加盟の契約を終結します。加盟金や研修費などが発生する場合には、契約を締結する前に支払うようにしましょう。
・研修
加盟契約を終結したあとは開業の準備です。ネットショップによっては研修を行っているところもあります。開業の準備の際には本部によるサポートがあるので、スムーズに進めることができるでしょう。
・フランチャイズや代理店の開業
すべての準備が整ったら店のオープンです。ネットショップによっては、開業後のサポートを用意しているところもあります。
5. フランチャイズ・代理店でネットショップの独立開業する方法まとめ
ネットショップを開業するときには、フランチャイズや代理店として開業することも可能です。フランチャイズや代理店の場合には、本部による販売や営業のサポートを受けることができるので、未経験者でも安心して事業を始めることができます。
フランチャイズや代理店のネットショップには、メリットやデメリットがあります。低予算で始めることができるというメリットがありますが、返品による経費の拡大のリスクがあるというデメリットもあるので注意しましょう。時間をかけて検討をして、自分に合った方法で開業するのがおすすすめです。