乳幼児の成長は著しく、この時期の脳教育は今後の能力に多大なる影響があると言われています。そのような子供の成長に関わることができるTOEベビーパークは、フランチャイズ経営にも力を入れています。TOEベビーパークの概要やフランチャイズ経営をするメリット・デメリットを取り上げていきます。
最近は少子高齢化ではあるものの、保育園や早期の教育に関する分野は人気があります。子供の人数が少ないからこそ、子供の可能性にかけたいという人が多いのです。そこで今回はベビーパークのフランチャイズ経営の基本情報、メリット・デメリットを見ていきましょう。
もくじ
1. フランチャイズ展開しているTOEベビーパークの基本情報
皆さんは、TOEベビーパークについてご存知でしょうか?
10年くらい前から、乳幼児の脳の発達について取り上げられていることが多いです。それは、それぐらいの年齢に脳の成長が著しいからです。この時期に効果的に脳を鍛えると、非常に能力の高いお子さんに育てることができると言われているためです。
やはり、この厳しい社会を生きていくために、そのような能力の高い子供に育てたいという思いは当然です。そのようなことから、子育てに関する意識の高い親御さんにTOEベビーパークは支持されています。
現在、TOEベビーパークは150店舗をフランチャイズ経営しています。
0歳から3歳の幼児教育に力を入れており、お母さんとお子さんの教室として確立しています。脳に良い教育を施して IQ130くらいになるように、導いていくという主旨の教室です。
しかし、スパルタにガリ勉をするような厳しい教育ではありません。基本的に子供が喜ぶようなプログラムで脳の発達を促します。そしてお母さんにとっても、より良い子育てができるようにアドバイスをするという形で育児支援をしています。アドバイスの具体例を挙げると「怒らずに済む子育てを提案する」などです。
やはり怒ると、子供も萎縮してしまうところがあります。脳の発達に萎縮させるというのは、あまり良い影響はありません。そのため、お母さんが上手くお子さんの成長を導いていくことができるように、アドバイスをしたり支援をするのが、この教室の趣旨です。
2. TOEベビーパークのフランチャイズに関する口コミ・評判
150店舗もあるため、その口コミも非常に様々です。やはり中には、乳幼児教育系の経営がうまくいかずに撤退したという口コミもあるのは事実です。
やはり、教室を構える地域に子供がどれぐらいいるのかというのもあります。そして、基本的に人と接する仕事のため、講師陣の人としての力量も物を言います。
利用する側の口コミも、「TOEベビーパークの教育方針は非常に良いのだけれど、講師陣に差がある」という口コミを寄せている人がいました。やはり人間は、向き不向きもあります。そのため、評判が良ければ利用者も増えてくるというところがありますが、そうでなければ残念ながら…、ということもあります。
そのため、このTOEベビーパークのフランチャイズ経営を成功させようと思ったら、どうにかして優秀な講師陣を集めることに成功の鍵が隠れています。
3. TOEベビーパークのフランチャイズは儲かる?年収は?
では、TOEベビーパークのフランチャイズ経営は儲かるのでしょうか?1年以内の黒字補償もあるので、気になる方も多いでしょう。
ただやはり、このようなフランチャイズ経営というのは実力が物を言うところがあります。
フランチャイズ経営で、ある程度お膳立てをしてくれているかもしれません。しかし、やはり実際に経営するのは自分自身です。したがって、黒字補償があっても、自分自身の手腕がものをいうところがあります。
収入のモデルとしては月々90万円ぐらいを稼ぐことができるというモデルがあります。したがって、年収に換算すると1,080万円は望めるということです。もちろんフランチャイズのロイヤリティの経費も込みで、それぐらい稼ぐことができるため夢がありますね。
4. TOEベビーパークのフランチャイズで独立開業する3つのメリット
TOEベビーパークのフランチャイズで独立開業するとしたらどのようなメリットがあるのでしょうか?そのメリットについてみていきましょう。
4-1. 幼児教育に関わることで成長の喜びを感じることができる
子供は無限大の可能性を秘めています。例えば、大人になってから英語など外国語を学ぼうと思うと、非常に苦労します。しかし、子供はあっという間に吸収するところがあります。
外国から日本の小学校に転校してきた子は、始めは日本語を喋ることができませんが、そのうちスムーズに日本語を話すことができるようになります。その代わり、以前しゃべっていた外国の言葉を忘れてしまうことはあるようですが、それが子供の脳が柔軟である証拠と言えるでしょう。
そのような柔軟な脳のうちに、色々と脳に良い教育を取り入れることで、子供の成長に関わることができるのです。普通に子育てをしていても、子供の成長には目を見張るものがあります。フランチャイズ経営をしてお金を稼ぎつつ、子供の成長を見守ることができるというのは、非常に喜びを感じる仕事と言えるでしょう。
もちろん保育園においても、幼児教育をすることはできます。しかし、保育園はやはり子供の安全に対して神経を尖らせないといけないところはあります。もちろんこのような幼児教育の習い事でも、そのような一面はあるのですが、基本的にTOEベビーパークは親子教室です。そのため、お子さん単独で預かるというわけではなく、お子さんとお母さんが参加する形になっています。
したがって、安全に気を付けるのは言うまでもありませんが、保育園ほど神経質になることがないのも魅力の一つです。
4-2. 黒字化保証があるので、他のフランチャイズ経営より安心
やはりフランチャイズ経営で一番気になるところは、黒字になって軌道に乗るまでです。
様々なフランチャイズ経営でも、早々に赤字を抱えてしまうということはよくあることです。
しかし、TOEベビーパークであれば、基本的に12ヶ月は黒字化保証があり、本部が経営を代行してくれるところがあります。このようなところがあるので、他のフランチャイズ経営よりは軌道に乗るかどうかという心配をしなくて済むところがあります。
様々なケースがあるため一概には言えませんが、赤字が続くようなら1年を超えても本部が変わって経営するケースもあると言われています。ただこれもケースによって様々ですので、もしフランチャイズ経営をお考えであれば、実際に相談してみることをお勧めします。
4-3. 紹介や口コミで広がりやすく長期的な収入が望める
基本的にこのようなことは、横の繋がりで広がってくるところがあります。あるお母さんが「この教室が良い」という口コミを流せば、その友達がやってきます。
そしてその友達も良いと思ったら、また口コミで広がっていくことで、だんだんと広がっていきます。したがって、特に広告費を大きくかけすぎなくても、集まりやすいのが特徴です。
そして基本的に、そのような習い事教室に行く人は、教育熱心な人が多いです。そのため、お母さんに良いと思ってもらえさえすれば、基本的に長く通うことが多く長期的な収入が望めます。
0歳から3歳までという短い期間ではあるものの、少子化とはいえど2人や3人ぐらいのお子さんがいる方も多いです。そしてさらに友達を紹介するとなると、それぐらいの年齢のお子さんが途切れなく教室に来る可能性もあります。
そのようなことから、ある意味人を集めやすいジャンルの教室と言えるでしょう。
5. TOEベビーパークのフランチャイズで独立開業する2つのデメリット
では、そのようなフランチャイズ契約をする際に、メリットばかりというわけにはいきません。当然デメリットもあります。デメリットを知って、それでもフランチャイズ経営をしたいかをしっかりと見極めましょう。
5-1. 講師陣の質は神経をとがらせる必要がある
TOEベビーパークの評判について様々と見ていると、講師陣の質が悪いと言われることがあります。中には、講師が素人なのではないかと言われているケースもあります。
フランチャイズ経営をする際には、講師陣については注意を払う必要性があります。もちろん、その講師の中には経験が浅い方もいるでしょう。そして、子供とは言え人と接する仕事のため、講師の方の人間的な質が問われます。
生活のために好きでもない幼児教育をしている人と、子供が好きで子供の可能性を伸ばすことに喜びを見出している人とでは、どうしても子供と接する時の力量に差が出てきます。
このようなことから、講師陣の差がバラバラになってしまう傾向があります。
やはり講師の質が悪いという口コミが立ってしまうと、通うのを辞めてしまったり「あそこの教室はやめた方が良い」と噂されてしまうこともあります。特に女性はコミュニケーション能力が高く、噂に敏感です。したがって、少しでも妙な評判がたてば、それが一気に広まってしまうため、講師陣の質には注意を払う必要があります。
5-2. 少子高齢化により利益を出し続けるのが難しくなることも
地域差にもよるため、一概には言えませんが、やはり子供の数は確実に減っています。そのため、対象としている子供が少ないのは確かです。したがって、利益が出てもそれを何十年と保つことができるかと言うと少々難しいところがあります。
基本的に子供が0人になるというのは考えにくいことです。しかし、その数が減っているため、対象にする絶対数は必ず減るということです。そのため、いかに質の良い教室にして、顧客の満足度を上げていくのかというのが重要です。
6. TOEベビーパークのフランチャイズ条件・契約内容
では、TOEベビーパークの条件や契約内容を見ていきましょう。契約期間は5年間です。
コンビニと比べるとそこまで長くはありません。
そして開業資金は立地などにもよるため一概には言えませんが、大体1,000万ぐらいが目安です。ですが、モデルケースでは1,900万円かかる例もあることから、資金は潤沢であるほどに安心です。コンビニなどと比べると、開業資金が少々高めであるのが特徴です。
7. TOEベビーパークのフランチャイズの将来性は?
確かに少子高齢化で子供の絶対数は減っています。しかし、子供一人にかけるお金が多くなる傾向もあります。したがって、少ない子供により質の高い教育をと思っているお母さんに支持を受けています。
そのため、子供が少ない、すなわち絶対数が少ないことから、楽なビジネスというわけにはいかないでしょう。しかし、やりようによっては、伸びる可能性もあります。
8. TOEベビーパークのフランチャイズで独立開業する方法
TOEベビーパークの独立開業に興味があれば、ひとまずは説明会に出向くことから始めましょう。そこで詳しく説明を聞き、どのようにして開業していくかなどについて、詳しく相談してみるのがより確実です。
やはり様々な立地条件などもありますし、「必ず」はありません。したがって、直接説明会に出向くなどで、フランチャイズ経営のことについて話を聞くのが一番です。
9. まとめ
幼児教育は成長の可能性を秘めている子供と接する楽しい仕事とも言えるでしょう。お子さんの成長に興味がある、フランチャイズ経営に興味があるということであれば、是非検討してみてはいかがでしょうか?